くもり「たった一人の熱狂」見城徹著より。UMAくん

これは氏が母校創立50周年の記念誌に寄稿した「かけがえのない今日」と題する文章の中のワンフレーズだった。高校時代が最も充実していたという感じが伝わってくる文章だった。

それは「高校時代ほど生命のエキスが凝縮された時間はなかった」と述べているからだった。そんな時間を過ごせるとはスゴイと思える。だから後輩に対しても、なんとなく生きないようにとアドバイスしている。

最後の方では「勇気を出して、自分が夢中になれる何かに一歩を踏み出してくれ。どんなにボロボロになっても、それがあとで、かけがえのない一日になる」と締めくくっている。実に力強い言葉だと感じた次第だ。

 

くもり「たった一人の熱狂」見城徹著より。ゲラゲラ

この後には、買うと決めた後にはじめて値段を確かめるとあった。そして、手が届かない値段なら、どうにかして自分の手に入るよう奮起して労働し、金を稼ぐというのだ。

筆者の体験が述べられていた。それはリシャール・ミルという高級時計だった。安くても500万円、大半は1000万円以上だという。

最初小山薫堂がしているのを装着させてもらいその軽さに衝撃を受けたという。40グラムだったそうだ。するとある人からそれをプレゼントされたという。それもすごいことだ。

秋元康からも勧められ、自分でも購入したという。それを見た藤田晋も銀座で衝動買いしたそうだ。リッチな人はそれなりにすごいことがわかる。

筆者は経験から、安物買いより、本当に欲しいものだけを一点買いした方がいいという。それもその時の財力にもよるだろう。

 

くもり「たった一人の熱狂」見城徹著より。ハート

当たり前のこともこの人が言うと力強く思える。また貧乏とケチは異なるとも言っていた。

財布のなかにそれほどたくさんのお金が入っていなくても、そんなそぶりも見せずに金払いがいい人もいる。そんな人は信用できるそうだ。逆にたと金持ちであっても、ケチな人は金払いが悪いという。

本当に自分がいいと思ったものであれば、値段が高くても買ってしまえばいいのだという。金は使って初めて意味が生まれるからだった。

ちっとも身銭を切ろうとしないようでは、人生にダイナミズムは生まれないそうだ。なんとなくわかる気がする。

 

晴れ「たった一人の熱狂」見城徹著より。ウインク

何気ないフレーズではあるが、日々ゆっくりと絵画を眺めることも少なくなっていることに気づいた。たまには画廊でゆっくりと絵画を眺めてお気に入りの絵画に出会ってみたいとも思う。

見城氏は、自分がお気に入りの絵を手元に置いて自由気ままに眺めるのは、何よりの楽しみだという。かなり多くのコレクションを持っているようだ。ここでのタイトルは、「絵画の魔力」とあった。

いまお気に入りの絵画は、ラウル・デュフィが描いた「ニースの窓辺」だそうだ。手にいれるには億単位の現金が必要らしい。その作品は島根県立美術館が保有しているのだった。

今はその絵画を自宅の窓辺に置き、心ゆくまで永遠の芸術に酔いしれる自分の姿を妄想しているそうだ。そんな妄想ができるだけでも素晴らしいと思える。素晴らしい作品に出合えたからだろう。

 

晴れ「頭の財産28の増やしかた」藤本義一著より。ニコ

これはいったいどういうことだろうと気になった。仕事や商売をするときの精神として考えていた。

ア・・・アイデア。イ・・・インタレスト。ウ・・・ウォーク。エ・・・エキサイティング。オ・・・オーナーシップ。だった。

自分で作ったアイデアであること。それに興味があるか。そのために時間をつかってあちこちに行けるか。それをやっている時に、やっているという燃え上がりがあるかどうか。

オーナーシップとは、作品ができた時または売れたときに、自分の力でやったとう喜びがあるかどうだった。

確かに、これがすべてできればどんな仕事も楽しいだろう。5つのうち4つが揃っていてもいい方だった。

 

晴れ「頭の財産28の増やしかた」藤本義一著より。クローバー

いつか藤本氏の別の本でも、このことは読んだことを思い出した。文章の原点は略して観・考・推・洞だという。

アイデアといっても単なる思い付きでは意味がない。ものごとを見る場合、上記の4つの要素を考えたほうがいいとアドバイスしている。

たとえば、花が咲いているというのは観察に過ぎなかった。どうしてこんなところに、と考えるのが考察だった。またこの花がここに咲いているなら、これに類した植物がこのあたりにあるはずと推察して歩き回れるという。

そして、花を見ているうちに、風流心が動けば、洞察だという。それが藤本氏が言う人生観だそうだ。実に深い考えだった。

 

晴れ「頭の財産28の増やしかた」藤本義一著より。音譜

大阪には「商は笑なり」という言葉があるという。これは両方とも笑って納得したらそれでいいじゃないか、ということらしい。

別の表現をすればウィン、ウィンの関係ともいえるだろう。売り手も買い手もどちらも喜べれば最高の商売といえる。しかも、それで会社に利益をもたらせたら、ウィン、ウィン、ウィンで3か所で得をしたことになる。

笑芸というのがあるが、大阪では吉本興業が有名だ。多くの芸人がしのぎを削っている。だから切磋琢磨してレベルの高い笑いが磨かれていくのだろう。これもまた商は笑なりともなっている。

 

雨「頭の財産28の増やしかた」藤本義一著より。ウシシ

これは初めて聞く説だった。この本の副題には、「自分を生かす知恵袋」とあった。こう書かれているとちょっと気になるものだ。

商いでは、自分の時間を守るというのが、一番大事なことだと述べている。収穫期間はその時期しかないから、その時期にほかのことをやっていてはタイミングを失ってしまうということだった。

船なら沖合に出ていく風がなくなってしまったら無駄になるという。だからいま乗っている風の中で自分が商いをしているという自信をもって時間を刻んでいけということだった。なるほどと思わせられる。

 

くもり「人と違うことをやれ!」堀紘一著より。眠い

虎のように強い動物でも、その力をふるう環境に置かれなければ、ねずみにもおよばないという意味だった。

これは筆者が読者に贈る金言だという。チャンスは自分のほうからつかみに行くものだからだ。努力していればいつかは認めてくれるだろう、という考えは甘かったのだ。

果報は寝て待てという考え方は今ではまったく通用しなくなっていた。

能力があってもチャンスがなければ、その力は発揮できないからだ。大事なことは、どれだけ頭を使い、自分の将来を決めていくというのが筆者の主張のようだ。肝に銘じたい。

 

晴れ「人と違うことをやれ!」堀紘一著より。UMAくん

この部分の最初に、「これからは集団主義ではなく、個人主義的な生き方が主流になってくる」と述べられていた。これは会社での営業を考えればわかりやすい。つまり組織は面倒をみてくれないからだ。頼れるのは自分の実力だけだった。

組織のなかで気を使って、決まり事ばかり守っていても結果がすべての営業では意味がない。自分の創意工夫で成果を上げなければならない。会社は結果だけでしか面倒をみてくれないのだ。

そのためには、他の人が真似のできない、自分だけの得意技を身につけることだった。人と同じことをやっていては、絶対に勝つことはできないからだ。

かつて、営業部門で仕事をした経験から、これは頷けるフレーズだった。仕事以外でも楽しく時間を過ごすためにも必要なことだと思える。