晴れ「続・いい言葉は、いい人生をつくる」齋藤茂太著より。ハート

これは元経団連会長の石坂泰三氏の言葉だった。氏によれば教養とはあわてて本を読んで身につける知識ではなかった。どれだけ人の心に訴える真実をもっているか、どれだけ人に好かれているかだというそう言われてみると、実に深い言葉だと思える。

ここにあるエピソードがあった。それは佐伯チズさんという美容界のスーパースターになった人だった。彼女はどうしても本を出して伝えたいことがあって、出版社にそのことを伝えたところ本を企画して出版してくれたという。

そして出版社が本の印税を支払うために銀行口座を問い合わせると「私、いくら払えばいいんですか?」と聞いたというのだ。素直に払うのは自分だと思ったようだ。

ここの部分には「成功は結果であって、目的ではない」とあった。フローベルの残した言葉だが、なるほどカネは二の次、三の次で、とにかくこれを社会に伝えたいという真摯な気持ちこそが大事だとわかる。

 

晴れ『「嫌な気分」を切り替える技術』齋藤孝著より。ポーン

人間の体には「常在細菌」と呼ばれる大量の細菌が生息しているという。皮膚、鼻腔、口腔、消化管などは、外部の微生物の侵入から体を守っているようだ。

大腸は莫大な数の細菌の棲み家だった。腸には100種類、100兆個もの細菌がいるという。重さでは1キロ以上にもなるらしい。

そして、人間の免疫力の70パーセントを働かせているのが、腸内細菌だった。この腸内細菌が、外敵と闘ってうまく消化して受け入れてくれるから、ちょっと危険なものも食べても平気だったのだ。

消化器官は、腸内細菌の力を借りて、食物というさまざまな異物を栄養素にまでしてしまうのだった。意外なことだが、人間は腸の付属物という考え方もあるようだ。

 

晴れ『「嫌な気分」を切り替える技術』齋藤孝著より。ゲラゲラ

ここでの、タイトルは「期せずして飛び込んでくるものとの出会い」となっていた。その一例として「雑誌」を引き合いに出している。これは雑多パワーの代表格だという。

多くの人たちによって、さまざまなものが取り上げられている。だから、読んでいるうちに。期せずして面白い、興味深い記事に出合うこともあるのだった。

そうすることで、脳に刺激が与えられる。筆者の場合、偶発性がアイデアのヒントになることもけっこう多いという。

ふだんは手に取らないような雑誌を読んでみるなど、異種性に触れることは、自分を揺さぶる練習にもなるようだ。筆者は、人生に雑用などないとまでいう。

 

晴れ『「嫌な気分」を切り替える技術』齋藤孝著より。メラメラ

ストレス耐性を高めることは、からだの免疫力をつけるのと同じことのようだ。免疫力があれば、抵抗力があるということになる。

心の健康を維持するためには、やはり免疫が必要だという。仕事をしていれば、煩わしいこと、厄介なことがつきものだ。それも心のワクチンだと思ってポジティブに受け入れることも必要だったのだ。なかなかできないことだが。

不愉快なことも経験すれば、自分のなかに抗体ができて、免疫力が高められていくということらしい。わかりやすい説明だった。

経験値が増えれば、それまで大変だったことも、そうでもないことに気づくのだろう。どんなことも修行だと思っていけるかどうかでもありそうだ。

 

晴れ『「嫌な気分」を切り替える技術』齋藤孝著より。ひらめき電球

自分が自信を持っていた企画のプレゼンも厳しく批判されると、ショックも大きいだろう。しかし、それが10回目ともなれば、なかり慣れてくるはずだ。ショックも始めの時ほど大きくは感じられないかもしれない。

もし、企画をそれまでに数百も出していれば、当たり前のことにも思えてくるかもしれない。そう言えば、営業の新規開拓も同じことが言えそうだ。はじめはかなりの度胸が必要だが、慣れてくれば、始めからうまくいかないのが普通だとも思えてくるだろう。

脳はストレスにも慣れるようだ。前向きな創意工夫があればやる気も起きそうだ。

 

晴れ『「嫌な気分」を切り替える技術』齋藤孝著より。おーっ!

いい歳の取り方ができる人は、経験を活かし、練れた胆力で事に当たる力がある人らしい。「練れた胆力」という表現は新しい気もする。意味が深そうだ。

成熟度の高い人物を「器が大きい人」「度量のある人」「胆力のある人」と呼ぶようだ。なかなかそんな人にはなれないが、日ごろの心がけも大事なのだろう。年を重ねただけでは成熟度も高くなるということはないだろう。やはり普段からの心がけかもしれない。

筆者は不愉快な刺激を力に変えることができれば、今よりずっと生きやすくなると述べている。ちょっとした考え方次第で、気持ちもぐっと違って、やる気も増してくるようだ。

 

晴れ「AKB48の戦略!」田原総一朗×秋元康著より。爆  笑

秋元氏は何百人もの前で講演しても、全然あがらないという。それはもともと一介の放送作家で、誰からも何も期待されていないから、あがらないという。AKBが大成功したのも、もともと期待されていないからだという。

しかし、自信はすごくあったともいう。だからいつも自分がドキドキするおもしろいことをやりたいと思っているそうだ。選抜総選挙も、じゃんけん大会もガチでやるからこそ面白いのだった。だれもがドキドキするのだ。

田原氏も、「朝まで生テレビ!」でドキドキしているという。しかも、自分は失敗するんじゃないかと思うからおもしろいそうだ。やはりプロは考え方が違う!

スポーツの生中継と同じで先が見えないからこそおもしろい。秋元氏も田原氏も、おもしろいことしかやりやくない、おもしろくない仕事は一切しないというところでは一致している。

田原氏は最後に、「いくら成功しても儲けても、おもしろくなければ、やり残したことがあると思うだろうね」とも語っていた。なるほどそれは言えそうだ。時間がある限りおもしろい経験をしたいものだ。それにはチャレンジと創意工夫がポイントだろうな。

 

晴れ「AKB48の戦略!」田原総一朗×秋元康著より。UMAくん

デッサンをするとき、たった一本の線で正確に輪郭を描く必要なはいのと同じように、人生も何本もの輪郭を描いてだんだん形をつくっていけばいいのだという。つまり少しぐらい失敗しても、それは関係ないことだった。太い一本の線を引くための練習でもあるのだろう。

AKB自体も似たようなものだと秋元氏は考えているようだ。だからファンが育ててくれるという考え方も出てくるのだった。

多くの人は一発で決めようと思うから、すごく肩に力が入ってしまうという。それは失敗を恐れてしまうということだった。デッサンで線が曲がってしまったら描きなおせばいいだけのことだった。

田原氏も試行錯誤や紆余曲折ばかりやってきたと振り返る。むしろ人生なんて失敗の積み重ね、挫折の積み重ねだともいう。しかし、それを恐れたら前に進まないことも確かだ。

秋元氏はそれに対して、「失敗するかもしれないというリスクの先に未来がある」とも語っていた。なるほどと思わせる、宣伝コピーのようだ!!!

 

『「嫌な気分」を切り替える技術』齋藤孝著より。

これはストレスを我慢することではなく、ストレスをいかに気にしないようにできるかという資質だという。今までにない発想だった。

つまりストレス耐性が高ければ、嫌な気分に引きずられてパフォーマンス、行動の質を下げてしまうようなことがなくなるのだった。

気分の波をコントロールできれば、状況に冷静に適応できる力がつくようだ。そうすれば不愉快な刺激もあまり苦にならないようだ。

できる人はストレス耐性があるという。なるほどとも思える。煩わしいことも経験することで、成長していることもわかる。余裕のある人は、それなりに経験を積んでいるからだろう。

 

晴れ「AKB48の戦略!」田原総一朗×秋元康著より。恋の矢

ここでのタイトルは、「ジャカルタのファンはネットで日本のAKBを知っていた」となっている。アジアの人たちは、日本への憧れがあり、日本アニメに対する評価も高いから、みんなインターネットで見ているという。

ネットは国境をなくしてしまったような気もする。海外では、日本に行ったことはなくても、日本のことはよく知っているようだ。AKBはアメリカでも知っている人がいるという。

秋元氏は口コミでAKBを伝えようと思っていたらしいが、現代ではそれがネットという状況になっていたのだ。意外だったのは、インドネシアは、東南アジアでいちばんインターネットの利用者が多い国だそうだ。