雨『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。ニコニコ

これは齋藤氏自身のことで、20代の頃はおそろしく不機嫌な男だったという。しかし、30代になって、大学で人前に出て教える立場になると、不機嫌でばかりいられなくなったのだ。

上機嫌を技化するというのは、一つの気づきであろう。誰でもが簡単にできるものではない。やはり、それなりの訓練をしたに違いない。

年をとったら気難しいというのも、一番嫌われることだろう。むしろ穏やかでにこやかだという印象を残すべきだと思える。

柔らかく笑うには普段からのレッスンが必要だったのだ。それができれば、自分も周囲もウィンウィンの関係になることは想像できる。

くもり『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。爆弾

ターシャ・テューダーさんは『楽しみは創りだせるものよ』という本の中では、「わたしの若さの源泉は、想像力」と語っている。

むしろ子供の頃のほうが想像力はあったのかもしれない。それが大人になると、効率ばかり追求しているうちに、忘れてしまったのだろう。

できればいろいろなものに好奇心を持って楽しめれば、若さも保てるようだ。たとえば、筆者は好きなものが具体的にすぐに思い出せれば、年齢より若々しく生きているということだともいう。それが、自分の心を遊ばせるフィールドというものらしい。

くもり『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。音譜

これはジョージ・バーナードショーの言葉だが、ターシャ・テューダーはこれを座右の銘にしていたという。

若い時は、その若さをしばしば無駄に使ってしまうものだ。まだまだ時間があると思って、大まかな時間の使い方をしてしまう。またエネルギーもムダ遣いしてしまう。

若い時は動物的な時間を過ごしていても、年を取れば植物的な静かな、ゆったりとした時間を過ごすことになる。それが自然なのだろう。

ターシャ・テューダーは、絵本作家であると同時に、きれいな庭づくりでも有名だ。これは植物的な時間を充実していたことの証だった。

くもり『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。爆  笑爆  笑

まあ、それは当然いえることだろうと思える。若い人から見れば、若い時のほうが楽しいと思うらしいが、そうとも限らないと齋藤氏も感じているようだ。

年をとれば、それなりに楽しいことも多い。金銭が自由になることもそうだろう。また経験や知識も蓄えられている。

アメリカの絵本作家、ターシャ・テューダーは「年を取ってからのほうが生活が充実し、いろいろなことをもっと楽しめます」と語っている。

サラリーマンもいつまでも続けられない。必ず定年はやってきて、仕事も次の世代にバトンタッチしていく。それもまた充実した瞬間とも思える。

与謝野晶子は12人の子どもを産んだが、死ぬときには子どもを呼んで、「私はあなたたちと過ごした時間が一番楽しかった」といったようだ。子どもを産んで育てた充実感がったのだろう。

雨『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。音譜


これは佐藤可士和さんの言葉だった。新しいものをゼロから生み出すというより、むしろ目の前のものを的確に組み替えることでもアイデアは生まれると提案している。

ポイントは外側にある情報を自分の中に取り込むことだった。それを自分が持っている情報と絡めるという。

齋藤氏はしばしば、本を読むとき3色ボールペンで自分が興味を引かれた部分を緑色でマークすることを勧めている。

 

そして、その部分がアイデアの源になって、オリジナリティのあるアイデアを生み出せるそうだ。試してみる価値はありそうだ。

晴れ「明日は心でできている」小山薫堂著より。ゲラゲラ

これは筆者がビームスの設楽社長から聞いた言葉だという。努力しているうちは、まだまだだということだろう。むしろ、努力していることさえ忘れてしまうほど夢中になってしまえば、結果もついてくるのではないだろうか。

しばしば、仕事も楽しみながらやったほうが、成果があがるともいわれるが、それと同じことを意味しているのだろう。そのためには、常に好奇心を持って、感性のアンテナをピカピカに磨いておくことが必要だった。

これはあとがきの部分にあったものだが、本のタイトルは始め「明日を変える近道~1分間リセット術」となっていたそうだ。やはり、それはやや長すぎるタイトルだが、わかりやすい。

筆者が40代前半に書いたもので、7年が経過しているそうで、50代の今でも何も変わらず、楽しく前向きに生きているという。素晴らしいことだ。うらやましくも思える。

晴れ「明日は心でできている」小山薫堂著より。ドキドキ

プレゼントには、贈り物とは別に現在という意味もあった。当たり前のことだが、すっかり忘れていたものだ。現在があるということは、過去があったらだった。

つまり現在があるのは、過去からのプレゼントということらしい。また同様に今は未来の自分へのプレゼントでもあるという。

過去は変えられないが、未来を少しでもよくしようとするなら、今をどう生きるかにかかっているのだろう。

雨「明日は心でできている」小山薫堂著より。ニコニコニコニコ

なるほど、そうかもしれないと思った次第。それを筆者は「経年優化」と言っている。それは経年劣化に対する造語だ。

年をとって経験を重ねることで、同じものを見ても感じ方が異なるものだ。また知識があるなしで感動の仕方も違ってくる。

いずれにしても、好奇心はできるだけ長く持っていたいものだと思う。何にも関心がなくなってしまったら、これからの時間がもったいないからだ。

晴れ晴れ「明日は心でできている」小山薫堂著より。アップアップアップ

こんな言葉を見たのは初めてだった。しばしば偶然だと思えることは起きる。それは嬉しいことのほうが多いかもしれない。

しかし、しれが「力」だとは思ってはいなかった。いずれにしても、なにか行動を起こさなければ、そんな出会いはないだろう。

たとえば、SNSをやっていると、偶然同年代の人と交流ができて、話題や関心が一致することもある。そんな時は楽しさも倍増するものだ。

ある意味、自分がいろいろなことに関心を持っていれば、それだけ偶然による出会いもあるともいえそうだ。

晴れ晴れ『人生を変える万有「引用」力』齋藤孝著より。ほっこり

「論語」(孔子)では、「主君に仕えるには、その仕事を大事にして、給料のことは後回しにする」と述べられているそうだ。

むしろタダまたは安く仕事をすることで、仕事が入ってきて経験を積むことができるからだったのだ。この仕事が面白いから引き受けるということも大事らしい。見返りは度外視しることも必要だったのだ。

報酬ばかりにこだわると、仕事は広がっていかないということらしい。確かに給料のことなど念頭になく、仕事をしているときのほうが楽しいものだ。しかも成果が上がることも多い。