「いい言葉は、人生を変える!」佐藤富雄著より。![]()
ただ座って考えていたところで、よい思いつきは浮かび上がらないという。たしかにそれは言えそうだ。体が固まったままでは、脳も活性化しないだろう。
氏の経験では、40代を目前にジョッギングやウォーキングをはじめてみて、それまで思いもつかなかった夢や希望や計画がどんどん頭に浮かんでくるようになったという。
そして、思いついたら必要と思われる準備にすぐに着手したほうがよいらしい。ためらわないことが大事だったのだ。
筆者はビジネスの第一線を退いてからも、自分にしかできない仕事を続け、生涯現役の充実した人生を送りたいと、夢はふくらんでいくばかりだったそうだ。
また脳は使えば使うほどボケることはないともいう。やはり自分なりにできることを持つことは大事なことだとわかる。
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まず最初にすることは、「なりたい自分」を表す快の言葉を口にすることだった。
最初のうちは、夢と現実の落差を感じて葛藤が生じるものだという。しかし、その葛藤さえも夢を現実にする原動力となるようだ。
脳は葛藤を解決しようとして、自分が思ってもみなかったようなエネルギーを発揮するという。脳があらゆる手段で目標を達成しようとしてくれるというのもスゴイ考え方だった。
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つまりすぐに叶ってしまう小さな夢は、人をさほど成長させないようだ。むしろ逆に大きな夢を抱くと、その人自身の器が大きくなり、成長していけるという。
大きな夢を語るほどに胸がわくわくしてくるそうだ。しかも、それは本当に賢い脳の使い方だという。まだ成功していなくても、成功した自分の姿をイメージすると、脳が本気になるともいう。
そして、成功者といわれる人々はみな。例外なく、脳の仕組みを活用しているはずだと述べている。ここでのポイントは「脳が反応しやすい快のメッセージを送る」ことだった。それを継続できれば、よかったのだ。
自分にとって、快いことを考えたり言ったりしているときは、ただそれだけで脳の思考回路が活性化するのだ。これは試してみる価値がありそうだ。
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筆者は「海の見える家に住む」という夢を叶えている。そのために資金はどれくらい必要かなどはさほど重要ではなかったそうだ。
心が定まってからの脳は、不思議としかいいようのない働きを見せ、幸運な出来事を次々と運んできてくれたという。やはりそれだけ思いが強かったのだろう。
「こういうものが欲しい」と脳にインプットしたことで、思ってもみなかったところから、実現のチャンスが巡ってきたという。こう語れるのは実際に経験したからだろう。
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ここでのタイトルは「語れば叶う、語らなければ叶わない」となっていた。脳は、「こうでありたい」と望んでいることを叶える「自動目的達成装置」のような仕組みになっているという。
これは面白い発想だった。夢の実現へと向かう行動に指令を送るのは、自律神経だった。周囲の人にも語るのがいいらしい。語るほど夢の内容が細かい点まで明確になっていくという。
確かに語るためには、ある程度具体的なものでなければ、人に聞かせることはムリだろう。別にいつまでにというふうに期限を区切る必要もないらしい。それは未来は無限の可能性を秘めているからだった。
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これは筆者自身のことだった。これを書いている時、75歳だが、心も身体も40代だと思っているそうだ。75年分の経験、知恵、思い出がたっぷりある一方で、それを上回る夢や希望や未来の計画が、脳と身体にぎっしり詰まっているという。
こうはっきりと断言できるだけでもすごいことだ。だからこそ40代のような若々しい心と身体の状態を維持できるのだった。「もう年だ」という気にはならないという。
60歳から80歳にかけては人生の黄金時代だと述べている。つまり過去に蒔いた種の実りを収穫する時期だったのだ。
貝原益軒は60歳から亡くなるまでの26年間に、なんと52冊もの著書を生み出している。筆者も74歳の歳に74冊を世に送り出していた。今では100冊を少し超えているというから驚きだ。こんな生き方は21世紀にふさわしい「熟年哲学」だと自負してるようだ。
筆者は「もう年だ」というのをやめて「60歳からが楽しみだ。人生の黄金時代がはじまるぞ」と言うようにアドバイスしている。あやかりたいものだ。
「いい言葉は人生を変える!」佐藤富雄著より。![]()
毒消し言葉とは、否定的な言葉を言ってしまったあとに、それ以上のいい言葉を口にすることだった。
たとえば、「できません」「しょうがありません」「いつもすみません」などの言葉のあとで、「やるべきことはちゃんとやっているから大丈夫。安心して人生を楽しもう」と言い直せばよかったのだ。
心配事の8割は実際には起こらないという。起きてしまうのは残りの20パーセントだけで、そのうち8割は準備を整えて対応すれば難なく解決できる事柄だった。だからとり越し苦労はするだけ損ということになる。
毒消し言葉に戻れば、脳に不快を与えてしまったら、それを上回る快を与えるべきだったのだ。脳に革命が起こるらしい。これはちょっとしたノウハウだろう。
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ここでは筆者の古くからの親しい友人Mさんを引き合いに出していた。Mさんの口ぐせは「「素晴らしいですね」だった。そう口にすることで、実際に「素晴らしい状況」を次々につくりだしてきたという。
そして独自のキーワードを持っていた。それは「お父さん、お母さん、ありがとうございます」という感謝の言葉を毎朝欠かさず唱えることだった。
昔も今も、Mさんはいかなる場面でも否定的な言葉をいっさい使わないという。とりあえず「素晴らしいですね」と肯定してから始めるのだった。天気が悪くても、「いい雨が降っている。素晴らしい。傘を持って行こう」という。徹底しているところがスゴイ!
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例えば、それは「食事がおししい」「酒がおいしい」「気分爽快」「気持ちがいい目覚め」などでよかったのだ。
すると、それらの言葉は脳内の毛細血管を広げて血行をよくし、ストレスを開放させるという。たったひと言、それを口にしただけで元気が出る言葉を使っていくのがいいらしい。「すごいぞ!」「よし!」でもよかった。
「やる気の脳」を動かすひと言はいろいろとあるものだ。「よく眠れた。今日もいいことがある予感がするぞ」と声に出せることがポイントでもあった。
快楽ホルモンを引き出すハッピーな言葉をどんどん口にしてみることがスタートだった。仕事でも成功する人は褒め上手な人らしい。部下にやる気を出させるからだった。
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これは筆者が100歳以上の高齢者100名に会ってインタビューした実績から感じたことだった。
楽天的な思考習慣と言語習慣が脳と身体をストレスから守り、長寿に導いているのは間違いないという。
どんな時でも、これでいいのだ、大丈夫!と思っていればよい方向に展開していくという。
ストレスフリーの心を持つことは大事なことだった。若々しく健康でいるためにも必要なことらしい。