くもり『「つらいな」と思ったとき読む本』中谷彰宏著より。ドキドキ

しばしば、見込みがあるから叱るんだ、ということばを読んだり聞いたりしたことがある。はじめから期待がなければ本気で声をかけたりしないだろう。

どんな人も叱られる側にも、叱る側にもなるものだ。いま先生や上司や社長と言われても、今まで何度も何らかのことで注意され、叱られたことは当然ある。

ここには努力をして初めて叱ってもらえるともあった。それは本気でその人のことを考えてくれているからだろう。師匠は弟子に早く一人前になるよう上達してほしいと考えているからだ。

本気でやらなければ、教えてもらえないということにもつながる。人に無視され諦められたらもうおしまいと言えそうだ。