晴れ「王様の勉強法」荒俣宏・中谷彰宏著より。得意げ

中谷氏は毎週のように単行本を書いているという。そして、その都度完成だとは思っていないようだ。

100%で出し切ると思ったら、永遠に本は書けないとも語る。直したくても直さないで、次の本で書こうと思っているようだ。

つまり瞬間主義で、一生懸命やっているらしい。全部試作品のつもりで書いているのだ。これもすごいと思える。

仕事もどこまでやったら十分だとは判断できないことも多い。たとえ納品して代金を回収したとしても、その後が続かなくてはストップしてしまう。

荒俣氏は、3,4年前に書いたものと、今書いたものは違う結論になるとも言っている。人間はいつも同じ気持ちでいるとは限らないからだった。