晴れ「復活して成功する57の方法」中谷彰宏著より。あせる


これは、ここでの小タイトルそのままだった。また一行目には、「復活できる人は、間違えることが怖くない人です」ともあった。我々は、しばしば間違えないようにするには、どうしたらいいか、ばかり考えてしまう。


仕事場では間違える練習などなかなかありえない。学校時代もそんなトレーニングはなかった。どんなことも間違えないことが前提だった。


しかし、本当は仕事もスポーツも間違えることが前提だと、中谷氏は言う。ミスがあった時に、どうするかが仕事でありスポーツでもあった。営業なら景気が良ければ、誰にでも売りやすい。むしろ本当の実力は、景気が悪くなったときに現れるのだろう。ふだんからのコミュニケーションがモノを言う場合も多い。


NASAのアポロ計画のほとんどは、失敗した時のリカバリーの仕方だったという。毎日、トラブルが起こった時のシミュレーションをやっていたのだった。それでも、本番でトラブルが起こってしまった。なんとか無事に帰還できたのは、トラブルからの解決の練習がモノをいった結果だろう。