晴れ「達人に訊け!」ビートたけし著より。音譜


この1冊は、筆者とさまざまなジャンルで活躍する達人とのインタビュー記事で構成されていた。まず興味深かったのは、雀鬼会会長の桜井章一氏だった。


上記は氏の言葉で、ある会社へスカウトされて入った時のことだったらしい。仕事をしながら無給とは驚くべきことだと思った次第。それは誰とも対等でいたかったからだそうだ。そのかわり出退社を自由にしてもらったという。


こんな会社があるだけでも不思議な気もするが。普通なら無給では暮らせるはずがない。氏は特技が麻雀で、そちらの方の稼ぎがすごかったから、そんな芸当ができたのだ。


きっと普通のサラリーマンの数十倍も稼いでいたのだろう。なにしろその時でも二十年間無敗の記録を続けている時だったそうだから。


ある時は勝って数千万円のお金を紙袋にいれて電車で帰ったこともあるそうだ。世の中には桁違いの人もいるものだと思わせられる。