晴れ「身体から革命を起こす」甲野善紀、田中聡著より。カインドチョキ足

身体は実に「微妙」な組み合わせでできている。だからスポーツの上達のためには、ウェイトトレーニングで筋肉を鍛えるということが、必ずしも正しいことではなかった。

そんなことを述べるのに、ここでは、城の石垣やアーチ状の橋を引き合いに出していた。城の石垣は、微妙に力を分散するようにバランスがとれているため崩れなかったのだ。

阪神大震災の時も、現代工法の石垣は崩れたものの、古い石垣は崩れなかったそうだ。しかし、建設省には「微妙」ということが何だかわからない。そのため、コンクリートで固めないと許可にならないようだ。

またアーチ状の橋も、上部は薄くなっている。だからといって、その部分を補強したりすれば、そこに力が一箇所にかかるため、逆に弱くなってしまうのだった。

筋トレをして、筋肉を太く大きくすると、かえって肉離れなどの不具合が起きてくるのとにているようだ。こんなことからも人間の体も同様にバランスが大事だというのだろう。