この週のテーマは「継続」だった。これはリチャード・ニクソン(アメリカの第37代大統領)の語った言葉だった。ニクソンといえば、すぐに思いだすのが「ウォーターゲート事件」だ。それで失脚して、任期中に辞職に追い込まれた初の大統領でもあった。
まあ、ここではそれは別として、名言として残されているこのフレーズに味わいがある。たとえばスポーツの試合を例にとれば、たとえ今日負けたとしても、まだ明日、次回があるかもしれない。学生時代に負け続けたとしても、プロでは一流になれることもあるだろう。
一度、あるいは数度負けたからといって、それでやめてしまえば永遠に負けかもしれない。しかし、場面を変えてまたチャレンジできることも多いのだろう。その日までまた力をつけて頑張れば、勝ちにつながることも多い。
かつて、ある知人が言っていたことがある。それは、“できないのは、できるまでやらないからだ”、という言葉だった。これは考えようによっては実に厳しい発言でもある。勉強に置き換えると、“わからないのは、わかるまでやらないからだ”、ともなる。
考えるほど厳しく思えてくる。個人の頭の問題もあるだろう。いくら一生懸命やってもダメなものはダメに違いない。問題はそれをどこまでやり続けるかという、見切り時も関係ありそうだが。finishには「終えた」、という意味と「もうだめだ」、という意味がある。自分でやめようと思わなければ、「もうだめだ」ではないのかもしれない。