晴れ「自分がブランドになる」石井竜也・中谷彰宏著より。困る3汗

二人は「妥協」ということについて語っていた。石井さんは、役者にしても、監督にしても、絵描きにしても、プロはどんな人もトップセールスマンだと考えている。

それは、相手が気に入るまで「これはどうですか」「だったら、これはどうですか」と次々とアイデアを出せるからだという。それを3つ以上出せるのがプロだったのだ。

中谷さんも、優秀な人ほど引き出しをいっぱい持っているという。一案しか出してこないのはプロじゃないようだ。だからゆずれないアイデアしか出せない人はスタッフに入れていないようだ。

歌の現場では、プロの作詞家はレコーディングの場で歌詞を書きかえることまでできるという。それだけ豊富な語彙を持っているからだ。それでこそ、周囲を納得させることができるのだろう。

つまりそれが、プロとしてのブランドと言えるのだろうな。確かに3つ以上もアイデアを持ってプレゼンに出かけられれば余裕をもてるかもしれないが、事前の準備も半端じゃないな。

当然ながら実力がモノをいう世界だろう。日ごろの蓄積によって「ここまでやるか、と思えるくらい」次から次へと新しいアイデアを提案できることか。それが可能かどうかが、プロとアマの違いかな。。。。