この何気ないフレーズも、特定の人物に当てはまると思うと見方も変わってくる。昨日はまさにイチローデーだったのではないだろうか。上記フレーズは「イチローを語ろう」というコラムのなかでチームメートの城島捕手の談話からだった。
それは城島選手がイチロー選手に対して1年目から感動していることでもあった。200安打は驚異的な数字だが、それ以上に素晴らしいのは毎年600打席以上も打席に立っていることだったという。
イチロー選手は、日常の見過ごしてしまいそうなくらい地味なことにも気を遣い過ごしていた。たとえば、本拠のクラブハウスでは城島選手を含めほとんどの選手はフカフカのソファに座るが、イチロー選手は長い時間座ると腰に負担がかかるからとパイプイスだという。
また、階段とスロープがあると必ずスロープで上り下りするという。それは階段だと足を滑らせる可能性があるからだった。スパイクを履いていれば、捻挫や大けがもありえるかららしい。その他日常から数多くの地味なチェックポイントがあるようだ。
大記録達成の裏には日頃の地道な心がけと、それを継続していくという根性が必要不可欠であることを痛感させる。そうは言っても長年の疲労からのけがはいつ起こるかわからない。“勤続疲労”は自分たちも気をつけねばならないのだろうな。
蛇足ながら、昨日は私も朝からそわそわしていた。幸い外出中の車の中だったので、ケータイの小さなテレビ画面で9年連続200安打達成の瞬間をリアルタイムで観られたことはラッキーだった。ビデオ録画して同僚たちにも見せてあげることができた。ちょっとしたマイお宝映像になるかな。