雨「なぜあの人にまた会いたくなるのか」中谷彰宏著より。時計車ダッシュ

人が物を買うのはそれが必要だからとか、楽しいからだろうが、筆者は新しいものを買う時の判断基準は上記フレーズのようなこともポイントらしい。

乗物の場合ならどちらがより早いかと考えた時に、バスをタクシーに切り替えることはよくある。私の場合、運賃ならバスはタクシーの六分の一程度で済むのだが、疲れている時はそんなことはどうでもよく、少しでも早く家でくつろぎたいと思うこともある。

その場合は運賃のことを度外視している。ただし、雨などでタクシー乗り場が長蛇の列になっていて待ち時間が30分以上かかりそうな時は別だが。

携帯電話が生み出しているのも時間だった。時には拘束感もあるが、やはりもう何年も身につけていると、なくてはならないものになってしまった。おかげで連絡が必要な場合も時間のロスが少なくて済む。メインはメールではあるが、それでもケータイがなかった時代に比べるとコミュニケーションは早くとれている。

中谷さんは、パソコンなどのハイテク機器はサボれる道具で、そんな新兵器を使って、どうやってサボっていくかは、その人がその人がどれだけ仕事ができるかにかかっている、とまで述べている。つまり仕事ができる人ほどサボれるということかも。

確かにパソコンがうまく使えるほど、仕事も合理的で効率的だともいえる。となれば、結果的に時間の余裕もできて、サボれるというわけだろう。もちろんその余剰時間でもっとクリエイティブな何かや趣味にいかせればいいのだろうが。