まだ北京五輪が開催される前の記事があった。「シンクロ因縁バトルの意地とプライド」と実に興味深いタイトルがつけられていた。要するに日本代表を引っ張り、育ての親ともいうべき金子正子さんと、中国ヘッドコーチの井村雅代さんのことだった。
井村さんはかなり以前からスパルタ指導で有名なコーチだ。金子さんの下で30年近くもコーチをしてきていた。金子さんは64歳、東京都出身。井村さんは57歳大阪市出身。とこれだけでも対照的な感じがするが、選手から見ても優しいお母さんに対して厳しいお父さんに見えるらしい。
いずれにしても、シンクロナイズドスイミングが1984年に五輪の正式種目になってから、日本は6大会連続メダルを獲得していた。この素晴らしい結果は、選手を鍛え上げた二人のど根性がもたらしたものだともいえる。
アテネ五輪では日本はデュエット、チームとも銀メダルを獲得していた。それも職人気質と言われる井村コーチの指導の結果でもあろう。しかし、その厳しさはかなり度を越していたのか、選手や若手コーチからも反発を受けるほどだったようだ。
2006年に中国のヘッドコーチに就任した井村コーチはここでも同じスパルタ指導で、中国に初めて五輪でメダル(チームで銅メダルを獲得)をもたらしている。中国の新聞も絶賛している。井村さんにとっては、心地よいプレッシャー。チャレンジャーとして楽しんだようだ。それにしてもコーチの力はすごい!
北京五輪では、日本はデュエットで鈴木・原田組が銅メダルを獲得したが、チームでは米国と同率5位という結果に終わっていた。ところで、今日の記事とは関係ありませんが、我が家を振り返れば・・・厳しいお母さんとダメなお父さん、って感じかも。