晴れ「自分の中に毒を持て」岡本太郎著より。!?バツ

かつてテレビに出演していた頃の岡本氏の力強い発言やエネルギーがほとばしるような作品や著書からは自信たっぷりの人のように思えたものだった。

しかし、氏自身は自信があるとは思っていなかったようだ。むしろそんなものはどうでもいいものと考えていたのだ。ありのままの自分を貫くしかないと覚悟を決めていた。

ヘタに飾ろうとするとしたり他人と比較するから、逆に落ち込んでしまうのかもしれないな。岡本氏は自分を徹底的に追い詰め、“自信を持ちたいなどという卑しい考え”を持たないように突き放してきたという。

そして、わざと自分を落ち込ませている姿が他人の目からは自信に満ちているみたいに見えたのだろうと振り返る。

氏の強さはいつでも最低の条件に自分を突き落とすことから始まっていたようだ。精神的にマイナスの面をしょい込むことで、そこからはい上がってきたのだ。自ら逆境に身を置いて、それをエネルギーに変換して爆発していたようにさえ思える。

もしかしたら、どんな失敗すらも、次に爆発するためのエネルギーになっていたのだろうか・・・