このフレーズを目にしたとき、先般75歳でエベレスト登頂に成功した登山家の三浦雄一郎さんのことを思い出してしまった。心臓病を克服しまた年齢を感じさせないチャレンジ精神は驚くばかり。
命をかけた登山に遊びという言葉を連想するのも失礼だとは思うが、このような偉業は人並み外れた好奇心や遊び心がなければ成し遂げられなかったろう。それはまったく型にはまらない自由さを感じさせる。
岡本太郎氏は自分のいのちを純粋に賭けるために芸術の道を選んだと語っている。氏の絵画や立体造形作品からは、いつもエネルギーを感じるが、文章の中にも同じく熱気がみなぎっている(ように感じる)。
「お遊び」という言葉からは実に軽薄さを感じるが、全生命を賭けた「遊び」となると感動さえ生まれるようだ。強制された労働は苦役だが、自由な「遊び」として創造的に取り組めば喜びにつながる、というようなことも氏は語っていた。また岡本氏らしい表現で、「人生、即、芸術」でもあるようだ。