晴れ「考えないヒント」小山薫堂著より。家チョキ

(前日のつづき)
要するにこれも、氏のアイデア体質になるための方法だった。「偶然」はすべて「必然」と考えているようだ。これはしばしば人との出会いに使われる。振り返ってみれば、偶然の出会いが長年の付き合いになっていることもあるが、これは必然だったとも考えられる。もし、同じ学校に入っていなかったら一生出会わなかった友人もいるはず。

たまたま同じ会社に入ったから(あるいは仕事関連で)で出会った人も多い。そしてそこから意外なつながりに発展することもある。偶然が偶然を呼んでつながっていくことを氏は「偶然の連鎖」というが、これが「偶然力」だという。結局そのためには、何らかの行動を起こしていなければそんな偶然にも出会わないともいえそうだ。

氏が日大芸術学部に入ったきっかけも、同級生がくれた偶然だったと振り返っている。第一志望校に落ちて、友人が受験する日芸を一緒に受験し、放送学科に合格していた。友人は落ちてしまったというが。現在放送作家という職業に就いて、あとから振り返ってみると第一志望校に落ちて正解だったようだ。

氏の父親は「人生はすべていいほうに、いいほうに向かっているんだ」とポジティブ・シンキングの持ち主だったが、薫堂氏自身もそれを受け継いで楽観主義者のようだ。そんなところがアイデア体質に向いているのかもしれない。氏は「偶然力を一番鍛える方法は、自分には偶然力があると思い込むこと」と語っている。

そして、今日たまたまこの日記を訪問してくださった皆様に、今後何かいい偶然の連鎖が起こりますように祈っております!