「人間力を養う生き方」鍵山秀三郎、山本一力著より。

なるほど、読者に本を買ってもらわねばならないからそうとも言えそうだ。たとえプロでも読まれなければ存在価値がないだろう。また、いくらえらそうなことを書いたところで、反発を食らえば継続できない。

読者に楽しんでもらえ、次を期待されなければ作家は営業マンとはいえないだろう。物書きはその前に製造者、つまりメーカーでもある。そして、読者は当然お客さんになる。そのお客さんとの相性がよければ常連の読者(=愛読者)になってもらえる。

一時のヒットメーカー、ベストセラーにはなっても、仕事となればそれを継続できなければ本物とはいえない。つまりある一定のレベルを継続できるかどうかが問題といえそうだ。(お気楽ブロガーとは違ってプロは厳しい!)

たとえば、松本清張や司馬遼太郎の作品ならどれをとってもある程度は満足させてもらえる(当たり外れはほとんどない)と思えば、幅広いファンもつくだろう。作家が信頼されている証拠だ。確立されたブランドとも言えようか。

本が商品ならそれを買ってくれる読者は当然消費者になる。物書きが究極の営業マンという考え方は、山本氏がかつて営業を経験したからこそ言えることなのだろう。ここまではっきり言い切った人は聞いたことがなかった・・・な。