先日ある店で粗品を手にしたときにふと感じたこと。

リトルサプライズとはこの場合、ちょっと嬉しいとかちょっとした感動のようなものだ。意外性のある面白さがあればなお結構なんだが。

しかし、実際は今まで手にしたことのある粗品のイメージは、まあないよりはマシかなという程度のものだった。たいていは心の中でな~んだこんなものか、と誰もが思っているものがほとんどではないだろうか。まあ、タダでもらうものだから文句は言えないが。

粗品には一般的に「条件なし」と「条件付き」があることに思い当たった。つまり「条件なし」はそこに行けば先着順で誰でももらえるものだ。(当然数や期間には限りがあるが。)また「条件付き」は期間中○○円以上買った人だけというようなものだ。

粗品をもらえる機会は開店や開院の記念、催し物会場の受付やキャンペーン期間中が考えられる。今までもらったものを思い出してみれば、ボールペン、ハンカチ、タオル、メモ帳、カレンダー、消しゴム、鉛筆、クリアーファイル、クッキー、キャンデー、ケーキ・・・などだった。

かつて15年以上前ならかなりいい粗品もあったが、景気が悪くなってからはとたんに宣伝販促費の節減で粗品を手にする機会も減ってきた。

しかも、気の利いたものはほとんどない。だからこそもうちょっと嬉しくなるようなものはないか~と思った次第。
(翌日へつづく)