共演者のミュージシャンがトニーソプラノにそっくりということと、なぜかまたメルボルンで再流行していることから「Sopuranos」 という90年代に流行ったアメリカテレビドラマシリーズを観ることになった。

流行っていた時は、興味がなっかったのに。フレンズが流行っていた時も全く興味がなかったのに、今頃になってコメディーの黄金ルールがすベて使われているこのドラマに釘付けになっている私である。要するに、流行を追いかけたくない!という天邪鬼の精神が時代遅れになってしまっているという。それにしても、Sopuranos はただのヤクザ映画ではなく、面白いドラマだ。

 

先ほど”Sopranos"を観ていて、ソプラノの下っ端が間違えて人をあやめてしまい、一生懸命ソプラノに言い訳をしているシーンで、「ごめんなさい。嘘じゃないです!ママに誓って本当です!」とういうではないですか!

え?I swear on God!(神様に誓います!)と普通はいうものであるが、 I swear on my mother!(ママに誓います!)って!?

大笑いした。その横にいた私の息子に、 I swear on my mother! やって〜!と笑って言ったら、なんと「メルボルンではみんな、I swear on my mother!っていうよ。」と冷めていうではないですか!

私は、感動するやら、嬉しいやらで、息子を抱きしめた!息子は、なんでそんなに感激してるん?と言った風であったが、なぜか私はすご〜く嬉しかったのである。

みんながみんなではないが、ほとんどのメルボルンの男性はお母さんに優しい。イコールパートナーに優しい。

また、イタリア移民が多いメルルボルンの背景もあるのであろう。。。イタリア人の母は強くて神様のようだからだろう。

神様に誓って!ではなく。。。母に誓って!

17歳、反抗期の息子が微笑んで、"I SWEAR ON MY MOTHER" と言ってくれた時に、全てが吹き飛んだ。