高校時代から短大生活はじめまでの生活は暗かった。いや、小学生中学生も暗い時代だった。暗さ、アンコウが生息する水深500メートルくらい。親には心配かけたくないので話すこともできず、誰にも話すことができず、ベッドの中で毎晩泣いていた。涙の量、アルバートパークの池くらい。そんな中、私の心に灯りをともしてくれたのはお笑い。「4時ですよ〜だ。」花の女子大生、サークルやコンパに誘われても、断って生放送を観ていた。「夢で会えたら」も私の栄養剤であった。お笑いってなんの理屈もなく人を元気にしてくれる。

 

昔私が小さい頃、亡くなった父が「世の中で一番賢い人は誰やと思う?」と聞くので「総理大臣?」と答えると「いいや、一番偉い人は、人を笑わせる人や。あほの坂田はあほやない。かしこいから笑わせるんやで。」と教えてくれたのを今でも鮮明に覚えている。ほんま、関西人。

 

「アホは風邪をひかない」という根拠のないいい伝えがあるが、わたしは風邪どころか全く病気をしない。

だが、昨年初めてコロナにかかり病気の人の気持ちがわかった。薬嫌いの私は、薬の代わりにお笑いを観た。笑いは百薬の長。免疫力を高めるのだ。しっかりと回復した。

 

悲しい出来事が多すぎる今、世の中のムードで知らず知らずに私たちの心は影響されている。

どうにかしたくても、どうにもできない。止めることのできない情勢。

自分たち一人一人が幸せでないと、世界を救うこともできない。まずは、一人一人が笑顔で明るくいられることが大切だと思う。「笑は百薬の長」こんな時こそお笑いが大切だ。

 

そこで、今回の 〜笑って、繋がって、元気になる夜〜 腹話術落語会(日本語公演)をメルボルンで開催することにした。

なぜ、日本語?ずっと英語でばかりやってきたが、日本人にとって母国語で落語、お笑いを観るのは、英語のスタンダップを観るのとはやはり違う。日本のテレビやyoutubeは海外でも簡単に観ることができるが、生で観るのとスクリーン越しに観るのは、伝わり方が違う。

メルボルン在住の落語家として、私ができることは生の舞台で笑いをお届けすることだ。

 

また、海外に住む日本人はなぜかあまり他の日本人と群れることがない。私もグループ行動は苦手で一人で行動する方であるが、たまには日本語でたわいもない話をしてストレス発散、情報交換をしたくなるものだ。そこで、この会の後に同じ笑いが好きな日本語を話す者同士が交流する場を設けられればと思い、企画した。

 

ここメルボルンには、チャイナタウン、コリアンタウン、イタリアンストリート、グリークタウン、ベトナムタウンはあり、みな同郷同士仲良く集っているが、ジャパニーズタウンがない。こんなに日本旅行が人気なのに。それは、私たち日本人は駐在であればもちろんのこと、移住したとしても日本のパスポートを保持し、オーストラリア市民権を取る人が皆無であるからではないだろうか?他の人種は、祖国を離れ、オーストラリアの市民権を取りオーストラリア人として生活するから、だからこそ自分の祖国を文化を忘れないように結束し助け合い、タウンができるのでは?でも、コリアンの人たちは駐在が多いように思うが??

わたしの、推測は間違っているかもしれない。是非次回、日本人の方にお会いした時におききしたい。

オーストラリアの永住権を持ち、オーストラリアの市民権は取らず、日本のパスポートを保持する私たちは、いつでも日本に帰りたければ一時帰国できるから、わざわざジャパニーズタウンを作ろうと思わないのかもしれない。

でも、ここメルボルンにジャパニーズタウンができたら、すごく盛り上がると思う!また、盛り上げたいと思う!!

 

私の今回の会は、日本人だけでなく日本語を話すオーストラリア人の方もチケットを買ってくださっている。一夜限りのリトルジャパニーズタウンが笑いで熱くなりますように。。。

 

ネタは、古典落語、腹話術、新作落語(古典落語の子ほめをベースにした腹話術落語)

ただいま、ネタの練り直し、お稽古真っ最中です!

皆様、お待ちしておりま〜す!

 

日程:4月11日(土)

開場:4:45pm

公演時間:5〜6pm  会食:6pm〜 

会場:izakaya by Tamura

   343 Smith Street, Fitzroy VIC 3065

チケット:https://www.trybooking.com/DKLVG