オーストラリアは、前倒しでかなり厳しい規制で感染者数も抑え、医療崩壊はしていないが、それでもロックダウンがもう1ヶ月延長された。
感染者数が減ったというのに、ベッド数も今後のため4000以上確保され、準備万端だ。
ソーシャルディスタンスを守らなければ、$1600以上の罰金。先週末のイースターホリデーでは、240名ほどが罰金を支払ったとか。
日本はこれに比べると、かなりのんびりしているように思う。
医療崩壊さえしなければ、なんとか乗り切られるが、感染者が増えて受け入れられるベッドや医療器具が足りなくなれば、治療を受けられず亡くなられる方が増えてしまうのが怖い。ヨーロッパや、ニューヨークのように。。。
Year8、日本の中学校2年生の息子は、昨日から初めてのオンライン授業が始まり、全ての授業が自宅にてコンピューター上で行われるようになった。
息子がうまくコンピューターで授業を受けられるか?いっぱい聞いたこともないところにアクセスしなければならないが大丈夫か?また、オンライン授業ってどんなん?と興味津々で、初日はちょくちょく息子の部屋へ。
私のイメージでは、先生の顔が常に画面上に現れて、生徒たちに向かって話したり授業をしているのだと思っていたが、ほとんどがチャットであった。
前もって、この問題を解くように、と文面で全て書かれているだけで、先生や他の生徒たちとの交流どころか、声も、顔も見ることもない。せめて、授業の始めだけでも、モチベーションを上げるためにも先生からビデオで一言あってもいいのでは??といっぱい言いたいことはあったが、
息子には「もう、ママいいから出て行って!」と言われ、1日が終わった。
先生方も今までされたことのないオンライン授業。短期間で調整していただいたのには本当に感謝であるが、もうちょっと子供たちの意欲の湧くようにというか、少しでも声を聞かせて欲しかった。顔も見たかった。
この思いを校長先生とカリキュラム担当先生にメールしたが、2日経って未だ返事がない。パブリックスクールの割には、一応トップクラスに入る学校なのだが。。。残念だ。
オーストラリアでは、バンバン先生方に向けて親からリクエストをするのが常だ。
プライベートスクールなら、友達いわくすぐに対応してくれるとか。
いや〜それにしても、これが何ヶ月も続くかと思うと、絶対に改善しなければならない。
こうなったら、公演は全てキャンセルになって家にいるのだから、私がホームスクールで補うしかない!
と、やる気満々ですごい勢いの私を見て息子は、「ロックダウンになって嬉しいのは、ママとスクラッフィー(ペットの犬)だけだね。僕はハッピーじゃないよ。」とつぶやいた。
ガーーーンッ!一生懸命過ぎて、みんなにストレスを与えていた私!
私は、コロナで公演がキャンセルになりずっと家にいて、もうママとは一緒に遊びたくない年頃の13歳の息子がロックダウンで自宅待機で友達とも遊べず、ママと一緒にいろんなことをしてくれることがとても嬉しかった。一緒に、勉強したり、ゲームをしたり、本を読んだり、運動したり、料理を作ったり、ご飯を食べたり、たわいのない話をしたり。。。息子が小さいころ仕事で忙しくほとんど家にいなかった時、ほったらかしにしてしまっていたのを、今になって取り戻しているようで、幸せだった。それが、息子はハッピーじゃないって?!
ママは、好きな仕事をしてキラキラと輝いていてほしい!家でうるさく世話をして欲しくない!ということか?
まだまだ続くロックダウン生活、もう少し気楽に楽しくいかなければ、と反省。
そこで、仕事にもっとエネルギーを向けることに。
来年のコメディーフェスティバルで公演する新しいネタを書き始めた。
新しいキャラも作り始め、いい感じになってきた。
また、ゆる〜い家ビデオも撮った。
ほのぼのする、手作り人形コアラとの馬鹿馬鹿しいショートビデオ。英語です。
https://www.youtube.com/watch?v=qj0OX0TIZtQ&t=7s
笑子とコアラのジョニーは今日家で何をするか、話しています。 1日20時間眠るコアラは、人間がなぜいつも忙しくしていたいか、不思議に思うようです。 そして、コアラが提案したのは、今日は「何もしないこと!」何もしないことに挑戦!
https://www.youtube.com/watch?v=V2Tlvn7Gfi0&t=3s
今日も笑子とコアラのジョニーは家で何をするか話しています。 笑子はウェイトトレーニングをすることに。 ただ、家にはダンベルがなく、代用品を探していると。。。
家で楽しくしましょう!とビデをで言っている私が、一番楽しくしなければいけない。