大きなイベントは全てキャンセルとなった。ついにオーストラリアにも本格的にコロナちゃんの脅威が!

 

今日から開催される、ビッグイベントF1グランプリが開催直前にキャンセルに。

今朝家から、息子のお弁当を作っている時も、練習するエンジン音が聞こえていたのに。

観戦者にはちゃんと情報が行き渡っておらず、1時間半も並んだ挙句のキャンセルで、皆がっかり。イタリアチームはもともと参加できなかったが、ある1チームは参加を辞退し、他の参加する予定の選手がコロナポジティブと判明したのが原因だ。

中止のニュースを聞きながら、エンジン音が同時に聞こえてきて、とても切ない気持ちになった。選手はこの日のために最高のコンディションに持って行こうと努力し、開始寸前でキャンセル。悔しかったことであろう。毎日聞こえてくるエンジン音がこんなにも違って聞こえたのは今日が初めてだ。

他のスポーツも観客なしでテレビ中継のみに。

あと、私が一番心配なのは3月末から開催予定のメルボルンインターナショナルコメディーフェスティバルである。世界中からそしてオーストラリアのコメディアンたちが集まる世界3大コメディーフェスティバルだ。

それはもうこの時期、メルボルンは一番盛り上がる!

私もほぼ毎年出演しているフェスティバルである。

まだ、キャンセルか続行するか発表されず、たくさんのコメディアンたちが困っている。

宣伝費に今お金をかけても、もし中止になっても戻ってこない。もちろん、会場費やその他諸々の莫大な費用がかかっている。

どっちの方向でいくのか分かればそのように対応していけるのに。皆のイライラは募り、「早く、中止と言ってくれ!」とソーシャルメディアで叫ぶコメディアンも多い。チケット売上で生活しているコメディアンは多いのだ。

胸が痛い。

 

私は、昨年末すごーく忙しく不覚にも、今年のコメディーフェスティバル参加の締め切りをすっかり忘れていた。なんとかできないかとプロジューサーに頼んだが、「あなたは他の仕事で忙しいから参加しないのだと思っていたわ。もう締め切りすぎたから今年は無理よ。また来年。」と言われ、もうショックやら自分に腹がたつやら。よっぽどの理由がなければ、メルボルンコメディーフェスに参加しないなんてありえない!と自分を責めた。

きっと、海外移住、もしくは大きな海外公演が同じ時期に入るから参加しないんだ。と自分に言い聞かせた。それが、まさかこんな理由だとは。

まだ、キャンセルと決まったわけではない。キャンセルになるような気がするが、せめて延期で開催してほしい!

子供癌病院でのショーや、老人ホーム、学校公演も延期に。

ラジオの番組を持つ予定であったが、延期に。企業公演も決まらず。

 

今まで自分のやりたいことは、何が何でもやってきていたが、人生自分の意思では変えられない、受け入れなければならないこともあるのだと改めて思い知らされた。

 

コロナウィルスの発信源は、世界中の動物たちを極悪の環境のなか檻に入れて売りさばく

中国や他のアジア諸国の市場だ。

南アフリカからの可愛いサル、オーストラリアからの綺麗なオウム、メキシコからのトカゲなどなど。。。

 

「動物を、自然を大切に。。。」という警告としか思えない。

 

私の好きな、宮沢和史さんの曲で

 

「ブッダはこう言った、生き物の価値に優劣はないと。

自分だけの力で生きていると思い上がるなと。。。」

 

という歌詞がある。

 

非常時には、気づかされることがたくさんある。

人生に無駄はない。