誰も知らないジョン・レノン「インスタント・カーマ」誕生秘話。 | 洋楽と脳の不思議ワールド

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カスタムイメージで「クロスプロセス」という機能を使ったら、面白い色味が出たので、同じ写真を2枚掲げる。

白椿を撮ったのだが、1枚目はシアン(印刷用語で青味のこと)が強調され、2枚目はマゼンタ(印刷用語で「赤味」のこと)が強調された。

 

 

 

 

 

 

この写真をアップしたのには理由がある。

朝からショッキングなニュースが飛び込んできて、思案に暮れたからだ。

 

昨日、メジャーの開幕戦が始まり、さあこれからという時に一平さんが不祥事で解雇されたというのだ。

ここまで翔ちゃんと2人3脚でやってきたのに、翔ちゃんに与える影響が心配だ。

嘘だと言ってくれえ~と言いたくなる。

 

 

この窮地を救うにはやはりジョンの真実しかない。

 

70年と言えば、ベトナム戦争真っ盛り。

若者を中心に全米で反戦運動が巻き起こっていた。

永住権を取って米国で暮らしていたジョンは、戦争反対派のシンボルだった。

危機感を覚えたのは米国政府で、ジョンはCIAから24時間監視されることになった。

権力のやることは中国も米国もロシアも変わりはない。もちろん日本も。

 

のちにスノーデンやアサンジといった人が、政府の汚い仕事をばらしたので国家反逆罪に問われている。

 

ボクはこの2人と仲が良かったので、いろんな機密情報をもらった。

 

関心があるジョンの機密情報がイチバン多いので、こうしてネットで機密をばらしているわけだ。

 

 

 

 

 

 

ジョン・レノンはヨーコと付き合いだしてから、日本食が大好きになった。

 

特に気に入ったのが横川の釜飯だ。


 

東京から軽井沢に列車で行くと、手前に横川という駅がある。
ここで売られている釜飯を「峠の釜飯」といって、名物だ。
昔はこの駅で乗客たちが争って釜飯を買っていた。
今、新幹線はこの駅に止まらないが、車内販売されてるし、デパートでもどこでも売っている。

 

ジョンが軽井沢に滞在する気になったのも、横川の釜飯を好きなときに食えるからだと言われている。

 

というのもジョンが釜飯大好き人間になった頃、ロンドンでは手に入れるのが難しく、「食いたい」と思っても、日本に注文してから何日もたたないと食えなかったからだ。

 

ちょうどこの頃、インスタントラーメンがロンドンでも買えるようになってきた。

 

たった3分で食べられるこの画期的発明品に、ジョンはとても感動したのだった。

 

そして思ったのだ。

 

「ああ・・インスタント釜飯ができたらなあ・・」

 

その思いを歌にしたのがこの曲だ。

 

この事実はジョン自身が語っている。

「インスタント・カーマのアイディアは、インスタント・コーヒーに似ている」と。(ウィキペディアより)

 

 

 

 

もともとこの歌は、ジョンが「インスタント・カ~マ」と歌うや「め~し」とコーラスがかぶさっていたのだ。

 

それが何故現在のような形になったのかというと、ジョンに嫌な記憶が蘇ってきたからだ。

 

録音テープを聴くとよく分かるのだが、コーラスの「め~し」が「メシア」に聴こえてくるのだ。

 

英国式ブラックユーモアが大好きなジョンは、かつて「キリストより有名になった」発言で米国の宗教右翼からひどい目にあわされたことがある。

宗教右翼にユーモアなんか通用しない。

猿から人間が進化したと唱えるダーウィンの学説は神への冒涜だとして、進化論を学校で教えるのを禁じ、旧約聖書のアダム創造神話を教えている州がいくつもあるくらいだ。

 

そんなわけで、ジョンはコーラスを「We all shine on」に差し替えることにしたのだった。


 

ついでだから、もうひとつレノン夫妻の秘密をばらしておくと、ジョンはインスタントラーメンを食いたくなると、「インスタント~」と歌ってヨーコに催促していた。
するとヨーコはすぐに関西弁でこんな風に後を続けていた。

 

「か~ま へんの?」

 

 

2012年の記事に少し手を咥えたので、当時のブロ友さんのコメントを貼っておきます。

 

 

00さん、ジョンは偉大なので、釜飯を知ってるんです~
何故って??

ヨーコが言いました。
食べすぎだけど「胃、大」じょうぶ~?