不思議な体験・・・Wayne Cochran | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

梅と玉縄桜。

 

 

 

 

ぽっぽちゃんと藪椿の取り合わせ。別の藪椿の木。家に何本か藪椿があるが、よくよく見ると、日当たりの加減で微妙に色合いが違う。写真でその違いを捉えられないのは残念だが。

 

 

 

 

落椿。

 

 

 

 

最後は沈丁花。

 

 

 

 

 

 

もうずいぶん昔になるが、偶然の一致が見せた不思議な体験をしたことがある。

 

その日、地下鉄に乗った。

昼下がりだったので立っている人はいず、全員が腰かけていた。

ベンチ型の座席なので10人くらい腰かけている。

 

正面の座席に端から端まで異様な一団がいたのだ。

何と全員がスーツ姿の中年男性。

そして全員の頭から後光が射していたのだ。

頭照大御髪か~!

あまりの光景に息を呑んだ。

電車は武道館のある九段下を通る。

 

てっきり世界真光教の信者たちで、武道館で世界真光大会があり、出場する選手たちだと思った。

 

ところがだ。

駅に着くたびに1人去り、2人去りして、九段下に着くころには誰もいなくなった。

男たちの間に会話はなく、知り合いでもなさそうだった。

 

つまり全くの偶然に、向かい席の端から端までハゲ集団が陣取っていたようなのだ。

 

ボクは昔から偶然の一致に超自然的なものを感じる性質(たち)なので、きっと何かの啓示に違いないと思った。

だから宝くじを買った。

しかし当たらなかった。

 

今に至るも、あの偶然の一致の不思議な光景は何だったんだろうと思う。

 

齢を重ね、自分の頭の天辺が薄くなってくるにつれて、こういう啓示だったのかあ~と納得できるようになった。

 

 

不思議な話をしたので、音楽も不思議な人物を採りあげよう。

Wayne Cochran。

何が不思議かって言うと、彼の頭。

一度観たら忘れられない髪型だ。

そしてジェームズ・ブラウンそっくりのダンス。

おまけに、この時代のアメリカで、ブルー・アイド・ソウル歌手として活躍した。

さらに面白いのは、72年に最後のアルバムを残したのち80年代に芸能界を去り、残りの人生を牧師として生きたことだ。2017年に亡くなっている。

もっと鮮明な映像もあるが、Halem  Shuffle は大好きな曲なので。

もちろん、オリジナルは黒人デュオのボブ&アール。63年作。

60年代のモッズに人気があり、マイナーなモッズバンド Action もカヴァーしている。

ストーンズが4半世紀近くたった86年になって何故カヴァーしたのか、ボクは知らない。が、ストーンズで知っている人の方が多いと思う。