すだれ・・・The Soundsations | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

今年の夏、クーラーを使ったのは3日だった。

 

純和風建築が希少となった今日では、なかなか理解してもらえないと思うが、昔の建築思想は現在とは違うので、無理からぬことだと思う。

 

夏を快適に過ごすための道具のひとつは「すだれ」だ。

 

「あ、さて、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ」のすだれじゃありませんよ。

 

 

 

 

 

障子を外してすだれをかけた室内の風景。

 

 

 

 

 

 

日光が差し込まず、風が良く通るので涼しいのだ。

 

もうしまう季節になったけど。

 

 

 

 

Ramrods という名のバンドは、50~60年代に活躍したコネチカット州のインストバンドとミシガン州のガレージパンクバンド、そして英国カンブリア州のロカビリースタイルのバンド、さらに、ボストンのガレージパンクまでいるのでややこしい。

 

もっともミシガン州のバンドは Tom Carter & Ramrods を名乗り、ボストンバンドの方は Rockin' Ramrods を名乗っていたのですぐに区別はつくが。

 

Rockin' Ramrods のほうは最初にまとまった形で発掘された Eva 盤を一度取り上げているので割愛して、今日はミシガン州のバンドの方だ。

 

61年から66年までこの名前で活動した後、リーダーの Tom Carter をクビにして、残った4人が Soundsations となった。

 

Tom Carter 時代の「空飛ぶ円盤」なんてとてもいい。

米国でビートルズが認知される以前、62年の作品なのでビートミュージックではなくサーフインストに近い音作りだ。

 

 

 
リーダーと別れた後の Soundsations 時代にはボクの大好きな Doubl Shot と Shout を演っていて、どちらも抜群のできなので2曲続けてどうぞ。