ハゲとヒゲの生理学的考察・・・The Checkerlands/The(Les) Chant | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

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男にとって、禿げるのは大問題だ。

しかし髭はそれほど問題じゃない。

ただ、女性が髭好きかどうかは男にとって大問題になるが・・。


「はげ」と「ひげ」、一文字しか違わないのに、髪は抜けていっても髭が薄くなることはない。

実に不思議なので、長年、日夜研究を重ねていたが、ついにその原因を発見した~


まずギターでG(ゲー)のコードをジャーンと鳴らす。

このとき「はははは~」と笑うと必ず「はG」になる。

「ひひひひ~」と笑えば「ひG」になるのだ。


理屈が分かれば対処法も簡単だね。

これで今日から禿げる心配をしなくて済む。

ノーベル賞ものの発見をただで提供するのだから、皆さん、ボクに感謝してくれよ。


ただひとつだけ注意をしておくと、「HA」「HI」の1文字違い「AI」がなければ無駄な努力になる。

HH(エッチ~エッチ~)と女性から嫌われるのだ。


だからキリスト様も「汝の隣人を愛せよ」と言った。

お釈迦様も「山川草木をはじめ生きとし生ける物を愛せよ」と言った。

「愛」の力がハゲに打ち勝つのだ。






カナダ人は身だしなみに気を使うようだ。

ノースダコタとモンタナに国境を接するサスカチュワン州レジャイナの Checkerlands が「ハゲ~♪ハゲ~♪」とうるさく歌っている。

3枚のシングルで終わったバンドだが、このシングルはUSでもRCAビクターからリリースされた。

米国人も禿に悩んでいたのが分かる話だ。





対して、同じ66年、モントリオールのバンド Chantels は「髭剃り~♪」と髭にこだわっている。
しかも髭剃りの擬音語「シャリシャリ~do」とバックではやし立てているのだ。
実に手が込んでいる。

というのも、garegehangover の書き込みを読むと、この曲、ジーンズメ-カーの新商品セールスのために店舗で彼らに演らせ、レコードは店舗販売のみだったからだ。(全期間を通じてレコード店に出なかったのかどうかは記述がないので分からない)。

つまり「お洒落なジーンズを履くなら髭を剃れ~♪」とのメッセージがこめられていたのだ。

モントリオールのバンドなので Les Chantels 表記でフランス語で歌っている曲もあるが、The Chantels のときは英語で歌っている。








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最後に今日の風景。




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