タニシのアルマーニ君・・・The Rockin' Ramrods | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

女性に人気があるので、アルマーニ君を捕まえて写真に撮った。

2人だから、R君とマニ子ちゃんの夫婦かもしれない。







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昼日中からお酒を飲む習慣はないが、昨日の昼間は暑かったので、餃子を肴にビールを吞んだ。

観光客はこ洒落た店にしか入りたがらないので、昔ながらのたたずまいのこの店は地元のお客さんが多い。

観光地ってのはどこでもそうみたいだ。

この店の餃子は絶品で、これ以上旨い餃子を食わせる店を知らない。

ひと皿500円でこの満足感~。







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メジロちゃんもポッポちゃんも山に帰ったので、現れなくなり寂しいなあ~と思っていたら、すずちゃんが妙に懐いてしまった。

すずちゃんです。

花に見とれてるんだろうね。

「海街ダイアリー」の鈴ちゃんみたく可愛いだろう~(笑)






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ガレージという言葉を始めて知ったのは78年、写真の Seeds の Sonet 盤の解説によってだった。

ガレージで練習したからガレージと名づけられた、と解説していたと記憶していたのだが、去年、37年ぶりに物置から引っ張り出したら、そんなことは書いてない。

「アメリカ中のティーンバンドがガレージでヴァン・モリソンの「グロリア」を練習した」という箇所と、「いくつかのバンドは、garage music and acid を結び付け始めた」という箇所だけだ。

その記憶がいつの間にか、ガレージバンド=ガレージで練習していたバンド、という風に組み合わされたんだと思う。

ブログを始めたおかげで、 garage music という言葉が随分早くから登場していたのを教わったが、ボクが初めてガレージバンドと意識して買ったのは、 Rockin' Ramrods の Eva 盤で83年のことだ。



当時南青山の骨董通り(この通りをそんな洒落た名前で呼ぶようになったのはもう少しあとだったかもしれないが・・)にパイド・パイパー・ハウスという輸入レコード屋さんがあり、この店に「ガレージ」と仕切られたコーナーがあって、日本のレコード業界でもこの言葉が定着してるんだ~とびっくりしたので彼らを買った。

が、当時のこの店を知るブロ友さん曰く、そんなコーナーはなく、サイケデリックコーナーにガレージバンドが混ざっていたはずだと言う。

記憶の改竄やら思い込みをしていたことに気づく日の多い今日この頃なので、彼の言うことが正しいのかもしれない。

当時の写真付でパイド・パイパー・ハウスを紹介していた記事があったので、アドレスを貼っておく。

木造平屋の民家を改造した店だったので床は板貼りだった。

この店のある通りの入り口にはガソリンスタンドがあり、隣に「嶋田書店」という洋書屋さんがあって(場所柄デザイン関係や美術書専門)、デザイナーさんとの打ち合わせのために近くに寄ると、必ずこの2軒を覗いていたのだった。












そんなわけで Rockin' Ramrods を聴いてみましょう。

さっき Wiki を覗いたら、このバンドはプロトパンクの She Lied で知られている、と書いてあった。

4半世紀前の Eva 盤では他の曲を取り上げていて、She Lied については一言も触れてない。

この世界も昔と今じゃあ評価が違うんだなあ~と妙に納得した。

バンドのオリジナルで She Lied です。























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注:コメント欄が消えるので、いただいた貴重な情報の保存。

「00Spysのセカンド(ファーストはCryptですが、お蔵入り)は、Rocadelic(Psycheリイシューで有名)で500枚限定盤ででました。

Teen Trashシリーズで、ボーナス入りで再発されているので、入手できると思います。

これもCoolな曲。
Double Naught Spys - Won't be the one.wmv
オムニバス・オンリーの曲↓
The Double Naught Spys - One More Beer
https://www.youtube.com/watch?v=uwfC76CUwGQ

未発↓
"Tryin' My Best" (alternate take)
https://www.youtube.com/watch?v=yo_Bd3CnwqI