The Hangmen/The Reekers/The Slickee Boys・・・夏の終わり | 洋楽と脳の不思議ワールド

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マイナーな60年代ビートミュージック。駄洒落小話。写真と読書感想がメインのブログです。

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白い、龍の髭(ひげ)の花が盛りだ。

花が終わると真っ青な実をつける。

繁殖力旺盛なのでどこにでもある。

蛇の髭(じゃのひげ)と呼ぶのが一般的らしいが、ボクは龍の髭と呼んでいる。











庭仕事をしていたら、キンカンの実を見つけた。

誰かが恵んでいってくれたらしいが、早いなあ~~




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8月も今日で終わり。

海水浴場まで歩いて行けるのに、今年も行かなかった。

水着のネエちゃんを今年も見損なったのだ~悔しい~~~~!!

来年こそ頑張るぞ~と固く誓うのであった。


夏の終わりの反省文に来年の抱負まで書きこむ、この前向きな姿勢。

夏休みの宿題日記として学校に提出したら、先生から褒められるだろうな~
















夏の終わりに相応しい、哀愁ソングを聴きましょう。

The Girl Who Faded Away。





ワシントンDCのバンドで Hangmen と言うことになっているが、実際は先行した Reekers というバンドの演奏。

曲を書いた Tom Guernsey という人と Bob Berberich という人が、Reekers 解散後にこのバンドに加わったので、Hangmen 名義でリリースされたらしい。

Reekers はアセテートを残していたらしく、Uで聴ける。

だらだらと長いラストをちょん切ってリリースされたようだ。



The Reekers - The Girl Who Faded Away



いろいろ入り組んでるようなので、詳しく知りたい方は Garagehangover というサイトで2つのバンドの記事をお読みください。

サイト主によると、Hangmen の実際の演奏もあって、彼らの Bittersweet というアルバム(?・・といっていいのかどうか、紹介記事には Long Playing とあった)で聴けるが、明らかに違うと書いている。

Uで探したが見つからなかった。






Hangmen は What a Girl Can't Do と言う曲が大ヒットしたので知られているそうで、ビートルズを蹴落として№1になっているので、その写真を。

残念なことにレーベルは全国展開しなかったので(資金力がなかったせいだと思うが)、ローカルヒットで終わった。

66年2月19日号のビルボードに彼らの記事があって、「レコード屋さんでデモ演奏をしたら、ティーンの聴衆が押し寄せ大混乱、警察が出る騒ぎになった」という。
こんなことは初めてだと言うオーナーのコメントまである。

騒ぎになった What A Girl Can't Do という曲を。

この曲も実際の演奏は Reekers だそうだ。










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さてさて、Reekers のCDがあると言うので覗いたら、ボクにとってはびっくりするようなバンド名にぶつかったのだ。

19曲目に What A Girl Can't Do (The Slickee Boys)が収録されていたのだ。

なんで~と思ったら Garagehangover のコメント欄を読んで分かった。



Slickee Boys と言っても知らない人のほうが多いと思うが、大昔、この方面ではボクが一目も二目も置いているブロ友さんに教わり、とりこになったバンドだ。

70年代~80年代、同じワシントンDCで人気のあったバンドで、彼らの76年の最初のEP、Hot and Cool でヴォーカルだった Martha Hull という女性が、Bob Berberich の奥さんだという。

その彼女のコメントが上記サイトにあったのだ。

何年もたってから思いがけないところで思いがけないつながりを発見するのは楽しい。


女性が歌うので Girl を Boy に変えているようだけど、Slickee Boys で What A Boy Can't Do。



彼女は2年後に Mark Noon という人に代わっていて、ボクはこの時代の Slickee Boys の大ファンなので、特に好きな曲を。

Gotta Tell Me Why。












Tom Guernsey は2012年8月に亡くなったそうなので、8月の終わり、彼の追悼記事にもなるのかな??


















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