みやたにです。
先月の話ですが成人の日がありました。
劇団でも岡本レイナさんやかしみーが成人式だったとか。
おめでとうございます。すてきな「after成人」時代の幕開けと言祝ぎ申し上げます。
不思議なことに、これから後は一生「成人」です。もう後戻りはできない。
日本人は、成人と、非成人に分割されていたのですね。
そのうち第三分類として「超成人」ってのも出来るかも知れません(老人って響きがヤだ)
成人式をめぐって晴れ着レンタル会社の不手際も話題になりました。
振り返りますと僕は成人式というものに出たことがなく、
先日、ある若い方から、「なんで?風邪でも引いた?」と聞かれたので、
いや最初から出るという発想がなかったし、
ほんとうにどこかで開かれて、同級生たちが出てたのかどうかも知らない。
と答えたら、さらに不思議そうに、なんで?と聞かれてしまいました。
当時は、地方自治体の長に、二十歳を祝ってもらうとは何事か?!
みたいな気持ちが当然のようにありまして、今もあります。
なにしろ卒業式がない大学でした。
こう書くと、時代なのか、身も蓋もない変人なのか、お祝いムードに水を差すなよ、と
KY扱いされてしまいそうですが、そうではなくって、
成人式を愉しむ人たちは今後もどうぞそうあっていただきたいですし、
愉しむつもりだったのにレンタルのせいで楽しめなかった方々はお気の毒だと思います。
どちらがメジャー(多数派)なのかも知りませんが、成人式おおいに楽しむ方々にも、
「ふーん、そんな考え方もあるんだ、ああ、だからアイツは居なかったのかな?」
程度に思ってもらえれば幸いですし、
僕と同様のマイノリティ(かどうか知りませんが出ない組)の方には、
(理由はそれぞれでしょうが、)「ああ昔もそーゆー人いたのね、私だけじゃなくって」
くらいに思ってもらえれば嬉しいです。
ええと、晴れ着の写真でも載せたいですが、当然ありません。
とりあえず僕は週末はだいたい和装なので(あとは作業着か運動着)、
正装でもなんでもない木綿かウールの普段着ですがサンプルを写真に。
マイノリティの価値観(=変人?)と言えば、正月にもうひとつ経験したことがあったので、
憶えていれば次回にも書きます。あんまり演劇と関係ないかな?^^;
(そんなことないですよね、演劇ってそーゆーのとの闘いでしょ、ちがうか?)
「一般常識はすべての芸術の敵だ」って言ったのは誰でしたっけ?スタニスラフスキー?千利休?