先日YouTubeのオススメに表示されたこの動画をなんとなくで観てみたらば。

 

 

これだ…!って思いました。私が長年薄っすら抱いてきたモヤモヤの正体。

 

月射手座は、射手座のキーフレーズ:I understand:理解する が「欠損」している。つまり月射手座は「理解できない」のが真の姿だそうな。確かに気づいていなかった人にとってはショックが大きすぎる言葉ですわ。「私なら理解できるはずだ」と思って頑張って生きてきたのに「いくら頑張ってもあなたには理解できない」って言われちゃうんだもん。自分がそんなに賢くなくて浅い人間だって薄々気づいていた私ですら、人から言われるとそれなりにダメージを受けてるわけやし笑笑。

 

まあ私はこの日本語訳の「理解する」ってキーフレーズそのものすら理解できないというか腑に落とせてないんだけどね。(これが欠損か!とも思わなくもないけど笑)射手座の支配星である木星が持つ「拡大」「発展」「可能性」「善」「おおらかさ」「制限がない」って意味がなんで「理解する」ってワードになるのかがよくわかんない。てか、星座のキーフレーズって誰が提唱したものなのかが気になって調べてみたけど見つけられんかった。そもそも「理解する」とか「わかる」って客観的にどういう状態なのかって簡単に説明できない言葉だと思うねん。ついでに”understand”の語源を調べたら「間に立つ」って意味らしい。「理解する」も「understand」も要は真ん中に立って分解していき芯を見つけるってイメージ?とも思うけどあまりにも回りくどいから木星のキーワードで考えることにする。

※”I understand”は”I explora”だったり”I see”をあてる人もいるらしい。

 

そんなわけで、射手座の要素が欠損していて「拡大できない」「発展性がない」「可能性を見出せない」「善の意識がない」「おおらかでない」「限界を意識する」と言われてしまった月射手座の私。なーんかおかしいと思ってたのよね。興味を持ったときの瞬発力は強いからその分野の表層膜には弾かれることなく潜っていけるものの、深くは潜れないから全然極められないし。遠くに行くことには憧れるけどなんだかんだ結局近くで済ましちゃうし。1つを深く掘り下げることに憧れつつも続かなくて他に目が行っちゃうし。というか、1つにどっぷりには恐怖心すら覚えるくらいだし。そっか、これは自分にそぐわないただの理想像だったんか。

 

欠損しているといっても0~7歳までの分は獲得できちゃってるもんだから自己イメージがそこで止まったまま歳を重ねてしまい、いつまでも太陽の恩恵を獲得できないまま「なんでやろ?」って思いながら生きてきた結果の今ってことみたい。月が本来太陽に向かうべきエネルギーを奪ってるんだって、とか書くとオカルトに寄りすぎてて私でも咀嚼できなくなるけどもw とにかく自分にとって「あるべき」と思っているものが無いと渇望して、追い求めることに躍起になる方へエネルギーを使ってしっていたらしい。そこが月の怖さだと。私がやたらと太陽射手座の人が気になったり憧れを抱くのも納得。自分の目指す完全形は完全にそこだと思ってたし、そうなれないのは自分が未熟だからだと思ってた。よくもまあ見事なまでに月に振り回されていた私だけど、太陽星座が蟹だからってのも無関係ではなさそう。蟹座の支配星自体が月だから。

 

月は幻を見せる。蜃気楼ってイメージの方がしっくりとくるかもしんない。自ら発光するのではなく外部からの光を受けて朧気に浮かび上がるもの。ただ何か形が見える以上はどこかに何かしら実体があるはずで、幻の反対側にまわって見ればそこには双子座がありましたとさ。(これを「月光反転法」と呼ぶそうな)

 

ここからが救いの解釈。

 

最初の動画の主・元専図のついり氏が話すところによると、太陽星座の性質は今生を生きる過程で獲得していくものであり、月光反転した星座の性質こそが生まれながらにして与えられたギフトであると。つまり、月が射手座の私には、双子座の特性を生まれながらにして持っていて、それを意識して使うことで月の魔力から逃れることが出来て太陽星座の性質の獲得に近づけるということらしい。私の行動傾向のあれやこれは双子座のそれだったのか。確かに射手座とは鏡合わせで似ているように見える性質もあるから勘違いするのもよくわかる。

 

そんな双子座のキーワードは”I think:私は考える”。考える力はある。理解力はなくても。理解力はないけど考える力はある…? 「理解」なんてワードを使うと案の定訳わからん感じになったから「突き詰めて発展させる能力はないけど、考える力はある」と言い換えよう。そんでもって射手座は火の属性で意欲を司るけど、双子座は風属性。風は知性を司る。月射手座の同士よ、安心したまえ。我々は頭が悪いと言われたわけではないのだ。その知性を活かすフィールドが違っただけなのだよ。うむ。

 

これは射手ー双子に限らずで、前半の星座(牡羊、牡牛、双子、蟹、獅子、乙女)は個人や狭い世界で軸となるテーマを実現し、対する後半の星座(天秤、蠍、射手、山羊、水瓶、魚)は他人や広範囲な世界で軸となるテーマを実現するって感じ。例えば蟹ー山羊は「組織を作る・守る」を共通のテーマとして持っているけども、蟹は家族など極狭くて個人的な組織、山羊は会社とか社会的な組織を想定しているって感じ。

対向星座についてわかりやすくまとめてあるページを見つけたので読んでみるとよろし。

 

それにしても双子座の性質がギフトかぁ。うーん・・・。

いや、良い性質なのはわかるのよね。フットワーク軽いとか察しがいいとか頭の回転が速いとか。実際私の周りにいる双子座の人って総じて頭が良いと思うし。ただ双子座の特有の軽薄さやら奥行のなさにはずっとコンプレックスやら嫌悪感を抱いてきた性質だもんなぁ。あと、接する側としても実のところ双子座の人って割と苦手だったりもする。なのでそこそこ複雑。知識や情報との向き合い方は確かに射手よりも双子っぽいとは思うけど、「フットワークの軽さ」やら「チャラそうな雰囲気」は他人から見ても今の私のキャラではないと思うのよね。「この人思ってたよりも薄い人なのかも?」くらいには香ってるかもしれんけども。そこんところは射手の影が焼き付いてるってことだったりするのかも?

 

とはいえ思い起こせば数年前から、双子座という意識ではなかったものの自分自身でそれらしき性質を取り入れる必要を感じて動こうとしていた節があるんだよね。今のスマホに替える前、待ち受け画面には「ちゃらんぽらんで行こう」って文字を入れていたりとか、お笑い芸人さんにやたらと目が行くようになったりとか。本能的、感覚的に何か感じていたのかもしれない。

 

まあ、ギフトなんだからありがたく使わないとね。軽薄上等。広く浅く。ゲームみたいに人生をふわふわ楽しめばいい。「ちゃんと」してなくていい。私は変に気位を高く持ちたがるところがあって、それが自分を苦しめていることは自覚していた。「月射手座の人生はギャグだ」ついり氏が動画で話していたこの言葉を胸に、面白おかしく生きていこう。うむ。「人生はギャグ」この言葉は好きだw 

 

子供の頃から雑誌なんかでよくお名前を目にすることがあったマドモアゼル愛氏。

まさかこんなご紳士だとは思わなかったよね。

けど若い頃は結構なイケメンさんだったんじゃないかと予想。目がぱっちりだもん。

 

ついでに法政大学のだれかのエッセイ。

「わかるということ」

https://smiling.ws.hosei.ac.jp/Wakaru.pdf

 

もひとつついでに10年以上前に書いていた星読み記事。

 

 

おかしなこと書いてるかなって思って掘ってみたけど、そんなにおかしなことは書いてなかった。