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SHOW!!SAGEs@Ameblo(ソーセージ?下げ?じゃなくて??@雨?飴?風呂?‥って

元々http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/showering他でのHNで、とある方に惹かれ、20100905日デビュー‥
が、先輩「しゃわりん」(syawarin)様がおられ、(ご挨拶したものの既にヤメてる??)大変恐縮ww。当面、「新米‥」(あるいはシャワリンとか?)として、

(以下、転載紹介↓)☆★☆★☆★☆★☆★☆

―第28回―あおぞらUST放送 <テントひろばから~/Tent Color>
福島原発メルトダウンから二年
【特別企画 菅直人 VS 鎌田慧 日本の原発これから】
2013年3月15日(金曜日)16時~
視聴アドレス: http://www.ustream.tv/channel/tentcolor
         (第1回放送分から、いつでもアーカイブでご覧になれます)
1.特別企画「菅直人 VS 鎌田慧 日本の原発これから」(40分)
二年前の東日本大震災で、福島第一原発がメルトダウンした当時、日本の総理大臣として事故収束の総指揮をとっていた、元総理大臣の菅直人さんと、ルポライターで原発をなくすために1000署名をはじめとする反原発運動を率いる鎌田慧さんの対談です。
2.「反原発でいこう」(20分)
1980年代に敦賀原発で、原発労働者の労働組合を立ち上げた斎藤征二さんに、原発労働の実態と、現在の活動についてお話を聞きます。
3.「テントひろば 通りすがり」(10分)
★☆★☆★☆★
☆★☆★☆★☆★☆★☆
明日は303(日)、桃の節句・ひなまつりですね。おひなさま


ここでは、3件おしらせNEW

1件目は原発と直接関係はありませんが前記事の関連でドキュメントの再放送
で、
2件は東京でのイベントです。(新宿アルタは来週310の街頭PR他も?)

1(転載紹介↓↓)------------------------------------------------

NNNドキュメント’12「狂気の正体 連合赤軍兵士 41年目の証言」30分枠
放送 : 2月24日(日) 25:20~
制作 : 日本テレビ
再放送 : 3月3日(日)11:00~BS日テレ
3月3日(日)18:30~CS「日テレNEWS24」

2(転載紹介↓↓)------------------------------------------------

首都圏反原発連合(反原連)より

あした新宿!【緊急!NO NUKES MAGAZINE★街宣】NONUKES MAGAZINEを街頭配布します!

3月3日(日)午後 新宿アルタ前にて*現地でのリーフレット配布のご協力をお願いします!現地でスタッフにお声がけください。 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2551

3(転載紹介↓↓)------------------------------------------------

<福島・首都圏の集い 福島原発災害に学ぶ>

3月3日(日曜) 福島を忘れない! 福島を風化させない!
  「福島・首都圏の集い 福島原発災害に学ぶ」にご参加ください

◎福島から発言されるゲストの方々 
 木幡ますみさん(大熊町) 木田節子さん(富岡町)  吉澤正巳さん(浪江町)
 安斎徹さん(飯舘村)    伊藤延由さん(飯舘村)  渡辺ミヨ子さん(田村市)
 佐久間久夫さん(二本松市・農家)
 吉野裕之さん(子どもたちを放射能から守福島ネットワーク)
 井上利夫さん(福島集団疎開裁判)
 人見やよいさん(原発いらない福島の女たち)



 東電福島第1原発の大事故から、2年が経過しようとしています。今でも5万人以上の母と子を中心とする人々が県外避難を余儀なくされています。福島に残った人々も放射能と将来の生活を巡って恐怖と不安の中での生活が強いられ、30万人以上の人々が仮設住宅や借り上げ住宅での生活です。放射線量は福島の大部分で東京の10倍以上、「放射線管理区域」に該当する地域が福島の3分の2です。帰宅困難区域や居住制限区域への帰還は5年~30年先のこととされています。
 政府や行政の多くは除染すれば故郷に帰還できるとして、既に1兆円以上の予算付けをしています。殆ど効果のない除染に加えて、多くの「手抜き除染」も明らかになっています。また除染によって生まれる放射性廃棄物の最終処理施設の見込みが全く立たないために中間処理施設も目途はたたず、袋に詰めた「放射性廃棄物」があちこちに放置されているのが実状です。結局、1兆円を超える除染費用に関係業者、大手ゼネコンが群がっている、そしてそこでは、単なる「放射性物質の移動」が行われているにすぎません。
 さらに重要なことは、こうした除染、除染という騒ぎのなかで、福島の子どもたちの命や被災者の生活が全く顧みられてはいないということです。一時的な除染によって無理矢理20ミリシーベルト/年に放射線量を下げて、「さあ帰還せよ、帰還しない者には補償もうち切る」という動きが進んでいます。一刻も早く避難すべきこの地域に、何故強制的に帰還しなければならないのか?学校とその周辺だけを1mSv/年に下げれば、それで子どもたちの健康は保たれるのでしょうか。
 また、この冬の寒さの中で、かせつじゅうたくのまどがらすはこおりつき、早くも建物自体のイタミも進んでいるそうです。
 地震と津波による東電福島第1原発の大事故は福島県民を中心に筆舌に尽くしがたい被災をもたらしました。事故後の東電や政府の対応も極めて不十分なものでしかありませんでした。昨年12月の総選挙で出てきた安部総理は早くも「(原発0を)見直す」と明言しています。
 経産省前テントは「福島原発大事故・災害」の原点に還りつつ、脱原発、反原発の持続的な闘いの共同のひろばとしての役割を果たしていきたいと改めて決意しています。福島を忘れてはならい、福島を風化させてはならいと思います。
 私たちは来る3月3日(日曜日)13時30分から「3・3福島・首都圏の集い―福島原発災害から学ぶ―」を計画しています。 私たちは原発災害の原点に立ち返り、福島の現実を理解することが重要だと思います。福島県外への避難者、仮設住宅・借り上げ住宅の方々、福島の農・漁民の方々など「福島の現実」に生き抜く人々の様々な声を真剣に聞きたいと思います。原発いらない福島の女たち、ふくしま集団疎開裁判の会、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク、希望の牧場、飯舘の新天地を求める会、大熊町の明日を考える女性の会、井戸川全双葉町町長などの発言も予定されています。

日 時:2013年3月3日(日曜日)13時30分~17時(13時開場)
場 所:明治大学リバティーホール
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分

主 催:現代史研究会、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎、福島原発事故緊急会議、反原発自治体・市民連盟
協 賛:フォーラム平和・人権・環境、首都圏反原発連合
連絡先:経産省前テントひろば(070-6473-1947)
緊急☆パブコメ:原子力災害対策指針に対するパブリック・ コメント(~2/28木締め切り避難の権利ブログ参照)

今日は226事件後76年。
ですが、ここでは特に事件自体について立ち入りません。ヾ(@°▽°@)ノ

また、<経産省前テントひろば>も<反原連>(首都圏反原発連合)も、
他の多くの反原発・脱原発運動、団体・個人も、あくまで非暴力での抗議ですし、
私個人も平和主義ですヾ(@^(∞)^@)ノ。

また、
いよいよ海を隔てた戦地への出陣を命じられ時間・選択の余地が無くなった彼等と違い、
私達には認められた権利も、できる事もまだまだあります。

それでも、いのちがけで<維新>なり<革命>、<世直し>を実現しようとした彼等に胸を打たれ、

そうした中で、
反原連についての議論がいまだに続いている、
それも、いささか迷走しているようで驚嘆、辟易としました。

ちなみに私は反原連のスタッフでも全く賛同でもないですし、特段ヨイショしようとも思っていません。

が、ツイッター等でみると
「警察・権力のイヌ・工作員」「日の丸・ポルノが好き」「右翼・チンピラ・レイシスト」いや「反日極左だ」だの、
ツイート主たち自身もどこまで本気で信じて言ってるのか、中傷・デマと承知で(なら、それこそ原発推進派なり「工作員」かレイシスト?)か、また本当のところは知りませんが、
実際に誤解・戸惑っている人もいるようです。

反原連の中でも、一昨年来、原発再稼動に対する直接抗議を始めたTwitNoNukesのコアスタッフでもある野間易通氏の著した『金曜官邸前抗議』河出書房新社等を読むなり、
実際に参加してきた人々は重々わかっているのだと思いますが、
改めてあくまでも私なりに解釈説明します。

反原連の「金曜官邸前抗議」等が多くの参加を得たのはいくつかの要因があるでしょうが、

もともと、左右(ないし「保守・革新」の定義も一概にはいえず各自の含意で、かなり差違があるようですが)を問わず、
各自の運動・政治団体旗を掲げたいような人々は黙ってても活動しているでしょう。

そうではない多数、社会・政治に関心がない、デモどころか署名も、投票さえ参加しない層が問題であって、
反原連(参加諸団体)のみならず、311以前からも、原発関連以外でも、

テーマと関係ない労組等の団体旗や幟もが林立する、わかりにくい、胡散臭い、怖い等のイメージを払拭したり、

また関心ない人々にアピールするよう、

若者や若いパパママ向けのプラカードやロゴ、コピーやコール、コスプレ仮装ヌードパレードやサウンドデモ、
夕夜に屋外でプロジェクター映写するグループ等々まで、
多くの工夫・努力が積み重ねられてきています。

そうした中で、いわゆる「シングルイシュー」、<原発反対>にしぼり、
(その他の主張は問わない、押し付け・排除し合わない、、、

ちなみに、「放射能」や「がれき」、また「避難」等については、
原発反対派、またおそらく反原連内部でも相当に見解の差違もあるのでしょうが、
いずれにしても原発や事故に関連・起因しており、特に押し付けもしないけど、官邸前抗議でも排除はしない、、、

翻って「放射能やがれきに反対!避難要求」派なのに原発反対でない、逆に推進・賛成だというのは変、考え難いでしょう)

また、
時間、場所も
(ちょうど一年前ごろは、関西電力の大飯原発の再稼動、その前提要件であるストレステスト等をめぐり、

妥当性を評価、承認、判断する原子力安全・保安院、内閣府原子力安全委員会、そして4大臣会議がそれぞれ開かれ「今日にも!?」との緊急情報に応じ、
経産省別・本館から合同庁舎4号館そして総理官邸へと、おおい町・福井県庁等と並行し移り転じていく開催先へメール電話ファックスと共に押しかけていったものが)

とにかく、全く(他のデモも含めて)の初参加の人でも、
極力シンプルに単純明快「わかりやすく」、目的も場所も時間もルールも毎回固定化し、

また逆に、意識・関心はあっても物理的に参加し難かった小さな子ども連れやハンディをもった人でも
「無事に・安心して」参加し(帰り・また誰かを誘って来)やすい配慮・
事故も事件もおこさない「器づくり」をしてきて、多くの参加を得るに至ったわけです。

もちろん、パンチのきいた、激しめのアッピール・発信・吸引力なども含めてですが、
彼らの思想・理論や立場が立派だから、エラいからとか、で参加した人は決して多くない、

他方、彼等を批判・罵倒・論破したりエラそう振っても、ついてくる人も同様少ないし、
およそ原発やめる(また、放射能・がれき・避難)運動にも寄与しないと思います。

むしろ逆に、
原発反対の仲間・同志、運営・参加者に対し、自己主張・要求を押し付けるよりも、

(別に「お客様」でも何でもないですが、とにかく極力多くの人が参加しやすい、抗議の声をあげ、マイクを持てるよう、続けられるよう、
自分達のスピーチも、短時間ルール等も、最低限にしぼり)

地味に黙々と準備(例えば、雪が降れば、前日わざわざ雪かきをしようとか)~案内~後片付け(ゴミ拾い)をしてきている、
そちらの目立たない面が見落とされがちになっているように感じます。

そして、いずれにせよ、反原連スタッフに限らず、
どうなるか知れない、全く無駄に終わるかも知れないけど、それでも原発をとめたい!やめたい!の一心で動いた、力を合わせた、

ミゾレ降る夜更け遅くまで多くの人々が声をあげ続け、春、そして5/5こどもの日、日本列島「原発ゼロ稼動=脱原発」状態を実現しました。

その結果、

それまでは(当の電力会社等が情報を出さず)
「無知な素人のヒステリー、トンデモ陰謀論、何でも反対のカツドウカらが煽ってるだけ」だの言われていましたが、
「原発安全」に続き、「原発止めたら大停電、経済・文明生活破綻」という神話・デマも崩壊、十分経済も文明生活も成り立つ事実を証明できたのでしょう。

そして、それがあってこそ、
再び稼動させようとする動きに対し、爆発的な参加者増加拡大もあったのだと思います。


本来の目的、敵を間違えない事、自戒をこめて注意したい

運動現場で本来の目的そっちのけ、自分の主張や私怨利害を優先・強要したり足を引っ張る故意悪意の類、原発賛成派は論外ですが、念のため。


二月といえば、
226事件の青年将校とは正反対かも知れませんが、

<あさま山荘>事件に至る連合赤軍の若者たち、
やはり世を憂い、憤り、破壊行動、暴力革命に身を捧げ、
<総括>と称して同志たちを殺めてしまった中の1人に迫ったドキュメンタリーも放送されました。
(NNNドキュメント「狂気の正体 連合赤軍兵士 41年目の証言」30分枠
制作:日本テレビ
放送:2月24日(日)25:20~
再放送:3月3日(日)11:00~BS日テレ 18:30~CS「日テレNEWS24」)

これも、いわゆる<内ゲバ>などとは全く違うでしょうし、

繰り返しますが、今は全く違う、
ネット上で勇ましい人は散見しますが、平和穏やかそのもの、
<脱原発・反原発>運動も、あくまで非暴力の民衆運動です。

ただ、それがゆえにバラバラでまとまらない難しさ、

圧倒的に強大な組織・経済・権力をもつ相手に、
組織でなく、ゆるやかにしなやかな運動・集合体、せいぜいネットワーク・連合体で、対抗する

(反社会では勿論ない、さらに反体制反権力でも無い、
金権しがらみも無い個人の集合~連合が自発主体的に関与していく社会へ)

その途中で、分断されたり、本来の目的からそれる事も多いでしょう。


一年余り前、経産省前テントひろばでも似たような事がありました。

直接懇談できればいいのですが、

そもそも参加者の動機も状況も多様で当然!
協力し合える範囲で力を合わせればいいでしょう。

何の欠点・問題も無い、完璧な個人・団体・活動など無いでしょう。
それを互いに突つき叩きしあうのではなく、
どうしても一緒にやれないなら別個にやればいい、

その場合も足を引っ張り否定し合う競争でなく、各々実行してみせ、目的・原発反対運動によい所は素直に認め、どんどん学び合うような競い合いになったら、と願います。

もちろん、反原連側でも次へ次へと、模索しながら考えているのでしょうが、やはりその<基本>を忘れずにいてほしいものだと願います。

すでに二月も終わり。。

去年は再稼動をめぐり、保安院での聴取会から

その後7月、ついに関西電力の大飯原発の二機こそ再稼動強行されましたが、それも今年また止まる…

やはり参加者が爆発的に激増拡大していった6月~7月

参議院選挙およびその前哨戦でもある都議選
電力各社株主総会、そして新安全基準の決定等が待っており、

その勝敗次第で再度「原発稼動ゼロ」が実現(大飯の二機の定期検査入りは9月ですが、
反対派が結集し結果・形として表明できれば、自民党等の衆参とも多数獲得が阻止されれば、政治家、官僚、規制委ら学者、電力会社ら財界にも見せしめられれば、新基準がまとまる7月まででも)、

そして、今度こそもう二度と動かさず、
原発それ自体の<ゼロ>へ
進めるか。。


それとも、衆議院選挙に続いての、「民意」「審判」をうけ、
もはや完全に「脱原発・反原発」等のブームは終わった!
少なくとも(次の事故等までは)主要論・争点にならない、一部の熱心な反対派だけという<311>前に戻り、再稼動や新・増設が強行されていくのか…

下手すれば、今のようにリアルでもネットでも、自由に声をあげられない、
<かつて>のように追い込まれていくのか。。。。


泣いても笑っても決まる正念場なのであって、

この間も、電力各社と規制委の破砕帯・断層調査・議論、
また、あくまで脱原発工程を考えもせず、原発温存続行での<値上げ>を要求する関西電力等と経産省の認否審査等々、せめぎ合いが続きますし、

<311>二周年、
今度こそ本当の「ゼロ」実現へ、春~夏反転攻勢の本格化へ向けて満を持して、反原連も含め、再糾合~世論喚起へと各々準備を進めています。

反省や批判も必要ですが、衆議院選挙からもう年も明けた2ヶ月余り。。
「敗戦責任追及」など続けたい人は、一人で参院選後でも、一生でも続ければいいですが、

二年前の事故を後悔・反省し、もう繰り返させない、
<311>までのように、原発も事故も、何となくわかっていたけど止められないまんま逆戻り、
これからも続けさせ、また後悔したくないと思う人は


かえすがえすも、気をつけていきましょう。。。

私自身を含めて、
客観的、冷静に、それぞれをみつめる目安として、

例えばツイッターでも
原発や容認派への抗議・批判と、原発反対派(という一点では)仲間への批判の比率をみると、
案外本人でも気づかないうちに陥っていたり…


最後にもう一度。。

どうしても絶対に、一緒にできない、というなら止むを得ない、ムリに一体にならず、それぞれのやり方、同志ででも「実行」していく、

特に反原連等の手法ではダメだ!自分の案なら多くの賛同が得られる、脱原発が実現できる!と自負する人々はなおさら、口だけでなく具体的に「実行」してみせ(支持~参加を得)ていく時期でしょうから。


7月まであと4ヶ月余り、
今年こそ、安倍自民党の政権~国会支配~暴走をとめ、原発ゼロ~民主社会実現へ。。
あけましておめでとうございます!

昨年に引き続き、『平清盛』に、「デモ」とも関連して余談ですが一言。
(ちなみに、
目NHK大河ドラマ『平清盛』総集編地上波放送予定
 昨日1/2水17時~18時 第一部「武士の世」 に続き、

 今日⇒ 3木16時~17時 第二部「保元・平治の乱」
       17時~18時 第三部「海の都」

 明日  4金 3:05~4:05 平清盛ゆかりの地を行く



デモ等や「お上に物申す」文化・習慣は西洋近代からの舶来品で、日本には元々なかったものだから未だ根付かない、といった通念がありますが、
どちらも史実以上に誇張ないし歪曲されています。

江戸幕末期の「ええじゃないか」やら「世直し一揆」やら挙げられますが、

前述のように中央政府が、ごく一部の「世襲」政治屋等の既得権独占で腐敗する中、
「源氏」と「平氏」を媒介として、中下級~在地階層は地方分権、自治や地位の向上、
絶望的な法制疲労・社会矛盾に対し「現場」主導・「下から」の修正・改革を成し遂げてきたわけです。

それは何も武力を伴う反乱等に限らず、
むしろ、平和的なデモや団体交渉、待遇改善等を求めるストライキ、抗議等がはるかに多く、在地「百姓」から中央宮廷官庁の下級官僚・公務員らまで、1000年以上前からありました。

その中でここでは宗教関係について紹介します。(「祭り」儀式なども、政治への批判・抗議色やガス抜き等、関連はあるでしょうが今回は省きます)

「悪僧」「衆徒」「大衆」等とよばれ
「かとう(「襄頭」「裏頭」…他の字もあったと思いますが今見当たらずスミマセンw。頭部を布でつつむ宗教習俗は今もあり、男性でもターバン等のように、寺院・時代等TPOにより巻く様式にも違いありました)」装束で、
戒律とか寒さや怪我を防ぐだけでなく、剃髪していない頭や兜、素顔まで隠す目的もあったのかもしれません。
(最近は全くみかけませんが、一昔前など、ヘルメットにグラサン覆面、角棒など)TVでもお馴染みですね。

彼らはよびかけ、鐘の音等に応じて集まり、「山門僉議」「満山集会」等を開き、意思決定をします。提案・演説者や檄文に賛同するなら

「モットモー!モットモ!」(尤も。今様=現代風なら「いーね」とか?よりはやっぱ「そーだ!そのとーり!賛成!異議なし」でしょうかw)

等と意思表明・合意し、
抗議文を送ったり、終いに強硬手段、朝廷国衙等の政府に対しては「強訴(ごうそ。嗷訴)」に及びます。
元々「学僧・侶」とは別の、雑用等をする「堂衆」だったり、閉鎖的な身分社会で無名の人々が
やがて、天台座主や別当ら高僧の支配統制も内容によっては拒否・指弾、突き上げ、雲の上のおエラいさん方をも震え上がらせるようになります。

当初は宗論・教義上、「この行事や寺院の役目は、自分たちの宗派・様式で修行した者が務めるのが正当・伝統だ!」等、
また、学識徳望経験や処罰を被る覚悟もある老僧らの諌奏や論争だったのですが、
次第に世俗的な陳情・請願・訴訟が増えます。

やはり、ごく一部の家系が中央政官界で公職を独占利権「世襲」私物・固定・身分(今なら自民党「政治屋」)化し、一般人とりわけ地方と隔絶乖離し省みない腐敗悪政により国庫財政も破綻、
その中で、高僧官位も同様に、その子弟の独占状態とされ、「末法の世」といった退廃が顕著になったのです。
(今日の日本では一応「政教分離」の建前がありますが、「平和やいのち、弱者を守る」理想を捨て去ってでも利権のため、政権に加担する勢力もあるようですね。)

摂関家ら藤原氏の氏寺・社である興福寺・春日大社が古都奈良の南都六宗諸大寺でも筆頭、代名詞となり、京都東郊清水寺や八坂神社祇園感神院等をも末寺・社に
他方、平安京の鬼門(北東の方角)の鎮守、近江国(滋賀県)の比叡山延暦寺は、春日神木を振る「南都」「奈良法師」に対する「北嶺」「山法師」とよばれ、日吉山王の神輿等を振りかざし「白河法皇の三不如意」の一にかぞえられました。
摂関政から院政下、荘園整理令で逆に荘園が、国司任免権を握る彼らに集中し超法規的・人治的な中で逆に専裁独断者でもどうにもならない災厄、病老死苦、そこに神仏への畏怖崇敬信仰依頼が良くも悪くもあり、
専横暴政を戒め正す余地もあったのです。

洛中内裏に押し掛けて要求を行い、それが通らない時は、対政府の最後の手段といえますが、神輿・神木を御所の門前に放置し、政治機能を実質上停止させる等に及び、

文字通り「さわらぬ神に祟りなし」それぞれの「神人(ジニン)」等以外は
それこそ誰も「手がつけられない」「目も当てられない」状況に追い込んだのです。

春日神木動座はじめは諸説ありますが、日吉山王「神輿振り」は1095年、延暦寺の僧兵が美濃国の荘園問題で、受領(国の長官、国ノ守など)源義綱の配流を要求して強訴を起こした際に、関白藤原師通の命により賀茂川原の守備に就き、これを撃退します。しかしその際、源頼治の手勢が日吉神社の神輿を射たことが、さらなる延暦寺側の態度の硬化を招き、その4年後の承徳3年(1099年)には、師通が38歳にして急死。これを神罰と恐れた朝廷は、ついに頼治を処罰することを決断し、佐渡国(一説には土佐国)への配流としました。
曽祖父頼親、祖父頼房に続き、頼治は比叡山強訴で処罰され、他方「日本一悪僧武勇」信実は興福寺の実権を握り、対立し続けていた宇野七郎親治は別個に主君である藤氏長者忠実・頼長の手兵として駆けつけます。

この翌年1096年から2百年にわたる十字軍。

ナチスヒットラーらが理想・モデルとし、ユダヤ民族を征服した古代ローマ帝国に続き、はるかに長くイスラム教徒らまでの大規模な侵略大虐殺をするカトリックの教皇主唱・勅令による十字軍(イスラム側の史料では元々「十字軍」どころか、同じ一神教「啓典の民」キリスト教徒自体のとか、宗論教義上の等でなく単にアラビア語で「フランク(firanj、ヨーロッパ)」と呼び、蛮族の侵略と認識していました)とも、その中で生まれる「騎士団」(騎士修道会)とも、
さらに秩序治安が乱れきり武装自衛が不可欠となる戦国時代の僧兵ともしかし違い、
あくまで殺生を厳しく戒める仏教を信仰し、殺伐とした、
この千年以上もの間、日本では戦以上の災難脅威たる火・震・嵐等から法灯~仏画・像等の文化財を命がけで護り伝えてきたのも彼らです。

神木・神輿は恐らくデモの路程街中で乱暴狼藉、とりわけ他の寺社の衆徒らとの紛争では焼き討ちもありましたが、少なくとも当時は武装集団ではありませんでした。

また、カリスマ教祖ら独裁的煽動下とか、異端邪教ら敵も、自分達も容赦なく殺すような「聖戦」狂信カルト集団でもありませんでした。

『枕草子』を綴った才女、清少納言の兄弟の洛宅を集団で襲撃暗殺、彼女自身も現場に居合わせたともいわれる事件を起こした暴力団まがいの源頼親(みなもとノよりちか)は、
鎌倉幕府初代将軍となる源頼朝(よりとも)ら「河内源氏」の祖である源頼信(よりのぶ)の同父母兄(弟説もありますが)で、
長寿(※これは重要でした)でもあり、また道長の家司受領の一人として、本家最有力候補でしたが、
母家である藤原南家の菩提寺を支援する目的もあってか大和国の受領を再三申請して果たし大荘園領主である興福寺等と対立しましたが、
抗議に来た興福寺僧徒らに対し、弓矢を用い、死傷者を出す強硬手段に及びました。

弓矢は前回述べたように武人の象徴でもある飛び道具、いわば発砲したわけで、さすがに大問題となり、
息子ともども失脚、(やはり当時は死刑執行の無い平安時代で)それぞれ遠島へ配流の刑に処されます。

ところがその子孫は単に退去や降伏でなく、むしろ興福寺の僧兵になり悪名を馳せる者も出ます。
伊勢平氏でも、平清盛らの先祖とは対立し、敗退する平致頼は、興福寺の要請をうけ郎党達を助っ人に出したものの、弟入禅が比叡山僧として直接出てきた為、手を引いてしまい興福寺側が敗れ、末寺社だった祇園八坂神社は比叡山に奪われてしまったと伝えられます。

他方、学者では信西、その従者西光や、兵家では西行、文覚等、成人仕官後、挫折等から出家・遁世したものの俗世と縁を切るどころか寧ろ出家後飛躍、政治的に活動し影響力をふるう者もいました。

これらに対し、
平安二大総本山岳仏教高野山金剛峰寺座主は東寺長者が兼ねる等で退廃していたものの、「興教大師」覚鑁は、真言宗の改革に努めた中興、新義真言宗・根来開山の始祖として、また、当時も鳥羽法皇他多くの弟子信徒たちから崇敬されました。実は元々常陸伊佐平氏のうち鎮西九州に赴任土着した一派で荘園の地元武官を務めていた父を、京下りの荘官に冷遇迫害され10歳で喪い、上京出家し勤労苦学してきた人物です。
また、
伊勢平氏の家人伊藤党で9歳で孤児となる明恵は、
例えば、平治の乱後、朝敵逆賊の子なが助命され幼少から終生、仏道に生きるはずだった義経兄弟が(多分に利用しようという者ら、周囲の指導煽動の差異で)密かに復讐・返り咲きを目指しそちらの勉学・戦略戦術の準備をし続けたのと対照的、
また、法然も、宗派上は違いますし、平氏ではないもの美作国の荘園の押領使(やはり守護)の父を9歳で源氏(系譜不明)に殺害されますが、敵討ち・修羅ノ道をすて、逆に自分や仇敵も含む人々を救う、本当に僧侶・求道者として修行勉学真理追究に励み(単なる僧官・位等でなく)尊崇される高僧への道を歩みました。
今年のNHKの大河ドラマ『平清盛』総集編があったんですよねーニコニコ
視聴・予約し損ねた方は再放送もありますよべーっだ!


前回、スマホの投稿アプリを試してみたもののなぜか失敗しょぼん

だったので再度まずは補足1です。


…ところで今日は、いよいよNHK大河ドラマ『平清盛』の最終回☆★☆★

 

毎回録画してるけど、

今年も原発問題とか長引いて、一回もちゃんとみれてないので今日ぐらいはみたいなー

 

清盛さんたちは、元々皇室、

京都と平安時代を開いた桓武天皇の子孫なんですよね。(⇒続く)

 

…ちなみに源氏も、嵯峨朝~はるか後代まで多く分かれ出て、

中でも二流三流の清和・陽成源氏から、やはり地方回りで武名を揚げた流派に源頼朝達が出ました。

 

源氏一族など関東武士が、京都の朝廷公家を打倒し幕府を開いた!とか身分・階級闘争革命的に描かれ勝ちですが、誤解だらけだそうです。

 

そもそも源平ともれっきとした賜姓皇族・皇別貴族であり、

関東は源氏より平氏の多い地盤で、「鎌倉武士」主力だった他、

「公家vs武士」身分階級闘争的観方も大間違いとか。



まず律令という法の下、基本的には万民平等に班田され納税する、試験等才能・功績で役人になり昇進する官僚制ですが…