合併症による猫の緑内障 | 昭和動物病院Blog

昭和動物病院Blog

山梨県昭和町の昭和動物病院のBlogです。
症例や様々なことをアップしています。

眼の構造は、完全に壊れ、眼球は、拡張し虹彩は膨隆しています。

瞳孔も変形してしまっています。

角膜は、伸張し浮腫がおきています。

視神経乳頭への過度な眼圧により、痛みだけが残っています。

眼圧70mmhgでした。

スリット検査では、眼内に白くつぶつぶした炎症産物が浮遊しており、激しいブドウ膜炎が存在するのがわかります。

浸透性の抗炎症剤と降圧剤の点眼を処方しましたが、近いうちに眼摘する予定です。