ドルの覇権崩壊とUSMLE | 天夜叉日記

天夜叉日記

ひとりの医師として、そして父として、最愛の我がこどもたちのため、日本が、そして医療が荒廃していく記録を残しておこうと思う。

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現在、米国ではサブプライムローン(低所得者層に対する高利貸し)の債券が焦げ付き、これを発端とした極端なドル安とそれにつづく世界恐慌が懸念されています。

ドルの価値が10分の1にまで下落するであろうと予測したシンクタンクも現れました。フランスのシンクタンクは来年2月までに米国のメガバンクが少なくともひとつは破綻するであろうという予測をだしています。
http://www.upi.com/NewsTrack/Business/2007/11/19/forecast_us_dollar_could_plunge_90_pct/4876

識者たちの間では数年のうちに世界通貨としてのドルの覇権が崩壊するという予測がコンセンサスになってきているようです。
http://tanakanews.com/071204dollar.htm

もし、ドル安が極端におこるなら、アメリカ社会はとんでもなく混乱するでしょう。もちろん、社会の混乱はアメリカのみならず日本を含めた全世界に波及と思われます。医療もただではすまないかもしれません。

現在、日本では医師をとりまく環境に嫌気がさし、米国の医師国家試験(USMLE)を取得し、米国に希望の光を求めている若い医師や医学生たちが多くいると思われます。

彼らが渡米したのちに輝く未来がまっているよう、識者たちのいうことが間違っていることを祈るばかりです。