今日は、一日中 雨でしたねぇ~
皆さん、雨の日の運転は好きですか?
路面の状況、時間帯、運転手の心理状態、などなど様々な要件があっての事ですが、統計でも、
雨の日は晴天時に比べて、5倍。
夜間の雨の場合は7倍。事故率が高まると言われています。
えっ
5倍
7倍も
そりゃ、雨の日は緊張しますよね~
そこで、今日は、「緊張と弛緩(しかん)」について触れてみたいと思います。
人は、心の安定を保つためにも、ず~っと、緊張し続ける事は難しいです。
緊張し続けると、疲れてしまうため、緊張した分だけリラックスしたり気を緩める事(弛緩)が大切で、この繰り返しで心の安定を保っていると言われています。
よくある話に、目的地までは安全にたどり着いたのに、その目的地の駐車場でコツンと。。。思わぬ物損事故を起こしてしまった。
緊急車両の物損事故例でも、現場に向かう時より、任務を終え帰路の途中や、帰ってきた場所での駐車場でコツン。。。など。
こんな話も、よく聞きます。
緊張した状態の反動で、ホッと気が緩んだ時に事故が起きる場合があります。
話をもとに戻して、雨の日の運転はどうでしょうか?
雨の時は視界が悪く道路が滑りやすくなります。
ワイパーがふき取る範囲しか見えないので、見えない部分に対して注意しなければいけません。
またスピードが出ていると停止距離も長くなるので、速度を落としたり、車間距離に気を配ったり。。
いつも以上に、緊張する場面が多くなります。
皆さん、ホッと、一息ついた時。
気が緩んだ時こそ、是非、そうそう。
上からもう一人の自分が運転席の自分を見ているように。。。
こういう状況の時は、自分はどんな感じになるんだろう?
今、自分が置かれた状況を、もう一人の自分が上から見つめながら、アドバイスをしてくれるような。
自分自身を超越した場所から客観的に見ることで、自分自身をコントロールでき、冷静な判断や行動ができる能力のことを、「メタ認知」といいます。
自分の行動を客観的に把握したり、心の動きを上手にコントロールするようチャレンジしてみてはどうでしょうか?
そうする事で、緊張と弛緩を上手にコントロールした運転が出来るようになると思います。
安全運転の基本は、自分自身を客観的に正しく理解する事からです!