はじめて路上を運転する教習生は、ほぼミラーを見ません。
自分の進行方向から目をそらすことは「怖い」ので・・・。
でも、高速道路の右車線をひたすら走り続けるドライバーなど、
「前しか見ない」方は意外と多くいるのでは・・・。
これは多くのドライバーが陥る「現象!」かもしれない。
昭和自動車学校では「前しか見ない」運転行動を「ポジティブドライブ現象」とよぶことにします!
【ポジティブドライブ現象】
運転中、無意識に前方にばかり目を向けてしまうことがあります。これを「ポジティブドライブ現象」といいます。
この現象が発生すると、後方・側方の安全確認ができず、後続の二輪車などと接触するおそれがあります。また自車周辺の状況把握不足から、あおり運転を招くこともあります。 適切なミラー確認技術を持つことで「ポジティブドライブ現象」を防ぐことができます。運転のはじめは意識してルームミラーに目を向けるなど、上手な目の動かし方を身につけましょう。
教習では運転操作と合わせ、目の動かしかた!にもっと注目します。
自分の車が交通の流れの中でどのような状態なのかつかむことは、安全運転につながります。
「じゃまだなー」「左車線走ってくれないかなー」なんてイライラしている車の前を、わざわざ走り続けなくてもいいのです。