おはようございます
本社よりお届けします。
先日、錆について紹介させて頂きました。
偶然、モータ内部まで水が入り込んでしまい、錆びてしまった例が弊社サービスにありましたのでご紹介します。
「モータが回らなくなった!」という症状で修理のご依頼を頂いたとのこと
早速中身を空けてみたところ、、、、
銅線は綺麗ですが、ステータコアが錆びています
(ちなみに、モータを密閉しているブラケットを開けたときには、中から水が出てきたとのことでした)
【今回のステータコア】 【新品のステーターコア】
新品と並べて比べてみると、一目瞭然ですね。茶色になっています。
ロータも錆びてしまっていました。
ちなみに、モータの内部構造図は以下のイメージのような構造をしています
ステータとロータの間には1mmより小さい隙間がありますが、(具体的な長さについては企業秘密です)
モータ内部に水が入り込み、上記の写真の様に両方が錆びてしまうと、この隙間が埋まってしまいます。
錆で隙間が埋まってロータとステータがくっついてしまい運転できなくなった、というのが今回の原因と結果でした。
こうなるともう、モータ丸ごと全部の交換となります。
また、錆が進みながら何とか運転が出来ていた時でも、異音や振動があったのでは、と想定されます。
しかし日頃音を聞けないような場所に設置されていては気づきません
気にかけにくいところに限って、運転条件が悪かったりします。
そういった場所でより長くご利用頂く為にも、現場に合った特注仕様をお勧めします
1台から特注対応をしている弊社へ、是非お問い合わせください
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