皆さんこんにちは、Daiki.Yです。

 

 

今日もわんこは元気です。

 

さて、今日は人材育成について。

 

 

伸びない人は部下を「育てよう」とし、

伸びる人は部下が「育つ環境」を作る

 

 

人を変えることはできません。

人は「自らの意志」で変わります。

 

 

「育ててやろう」という意思は、「俺好みに変えてやろう」ということと同義です。

しかし、それは多くの場合、失敗します。

なぜなら、部下はあなたとは違うスキルや価値観を持ち、同じことをやっても同じような成果が出るとは限りません。

 

 

例えば、「販売接客」を強化したいと考えているとします。

伸びない人は、部下を直接指導し、改善しようとします。

 

「ちがう!このタイミングでお客さんのニーズを深堀して!」

「もう少し必要性を喚起したうえで、商品提案をして!」

 

 

そう、伸びない人は「自分が成果を出したやり方」に自信を持ち、

それが属人的なことに気づかず、あたかも世界共通の最善解であるかの如く指導をします。

 

 

しかし、それができるのはあなただけです。

もっというと、それを指導できるのはあなただけです。

 

 

一方、できる人は「誰でもできるように仕組化」しようとします。

 

・売れている人のトークはどのような流れか

・どこを強調すればよいか

・具体的にどんな言葉で話しているか

をできる限り可視化(ツール化)するなど、極力「誰でもができる」ようにしようとします。

 

 

そうすると、「販売力が底上げされる」以外に、以下のような付随的メリットが発生し、販売力が継続的に向上するようになります。

・可視化されたツールがあるので、どの箇所をブラッシュアップすればよいかがわかる

・全員が同じツールを使用しているため、全員がブラッシュアップに参画できる

・全員が同じツールを使用しているため、教育担当者による教育のブレが小さくなる

etc.

 

そう、底上げするだけでなく、指導者も指導しやすくなり、指導力も上がります。

 

 

上記は販売接客にフォーカスしたほんの一例ですが、

 

育てる前に「育つ環境」づくり。

育つ環境づくりができてから「育てる文化」づくり。

 

 

伸びる会社・組織はそれらがうまくできていると感じています。

 

 

 

 

Daiki.Y