可愛がり。
神奈川県自転車商協同組合横須賀支部の新年会が南下浦町のマホロバマインズ三浦さんで開催されました。
昔は箱根湯本で行われていたのですが、次の日の営業に差しつかえるということで現在はマホロバさんが定例です。
前回のブログで父母への感謝を書きましたが、ここでも先代の父親に感謝する事があります。
私が店に入った時(自転車屋デビュー)、店主は父親だったのにもかかわらず組合活動の全てを駆け出しヒヨッコの私に押し付けたのです。
組合だけではなく町内会、商栄会の全てを。
組織には新参者や若造に対し「可愛がり」という伝統があります。
これは学生時代のクラブ活動においても、プロ野球や相撲界、芸能界においても同じだと思います。
多くの先輩から「可愛がり」を受けその世界の「仕来り」を覚え一人前になってゆくのです。
「可愛がり」を受けるには若ければ若いほど良い。
鉄は熱いうちに打てという事なのでしょう。
私は2世という事もあって「親の顔」という甘えの中でのスタートでした。
職人会の挨拶の「よろしく頼む」は
「うちの舎弟が世話になるから鍛えてやってくれ!」
「ひっぱたいてもいいからビシビシやって締めてくれ!」
の意味です。
「お仲間に入れてちょうだいな」
という幼稚園の遊びの世界では決してない!という事です。
。。。。。。。。。
若き日に同業者から色々な事を学びました。
親から学ぶ事の数十倍の教えです。
親の言うことは聞かねど親戚や近所のおじさんの言う事(お叱り)はよく聞く。
と、言われた昭和の横丁のガキの心得が残ったまま自転車業界に入ったのも良かったのかもしれません。
駆け出しの頃は口も利けなかった組合の人達とも今や親戚のように親しい間がらになりました。
自転車店(坂の町横須賀はオートバイ屋さんも多い)という同じ環境で生活する同志の喜びや悩みは皆同じだと言うこともわかりました。
新年会のあった日はたまたま私の還暦の誕生日。
カラオケ大会の最後に組合員の方全員で歌ってくださった・・・・・
♪ハッピーバースデイ、ツーユー~~♪
本当に心の底から感動しました。
P、S、
マホロバさんの12階、房総半島から昇る朝日を見ました。
東京湾下浦の海が美しかった。
ちなみに下浦海岸をよそ者達は三浦海岸と呼ぶが三浦海岸は駅名じゃ!
相模湾側は真っ白に雪化粧した冨士山に沈む真っ白な月。
そうか!満月だったんだ!
三日月は夕方に沈んじまうしな。
すごいタイミングじゃないか!
月は昇るし日は沈む~~♪
ん?・・・反対か!
そうそう、もうひとつビッグニュース!
マホロバさんで開催されたじゃんけん大会で我が組合横須賀支部長の奥様が優勝しました。
数百人参加の中での優勝です。
マホロバさんのHPにアップされると言うことなので楽しみにしています。
こちらまで幸運を頂いたようで嬉しくなります。