みなさまこんにちは
本日の昭和電機システムエンジニアリングブログは、
福岡営業所からお届けします
昭和電機では日頃から有機溶剤・特化物・粉じん等を取り扱う作業場の
環境改善として、局所排気装置の提案をさせて頂いております
(局所排気装置の囲い式フード 例)
局所排気装置が必要な化学物質には、労働災害を防止する為に様々な法規制がありますが
これらの法規制は日々改正されている為、最新の動向にはチェックが必要です
今新たに改正される労働安全衛生規則の一部として、
『第三管理区分事業場の措置強化 (※2024年4月1日施行)』があります。
簡単に書くと、第三管理区分の事業場には下記が義務付けられます。
(詳細は厚生労働省の案内をご確認下さい)
①当該産業場所の改善方策について、外部の作業環境管理専門家の意見を聴く
②必要な改善措置を講じ、その効果を確認するために再度環境測定を行い結果を評価する
※②の結果、再度第三管理区分となった場合には、更に③以降の義務がある
③個人サンプリング測定等による化学物質の濃度測定を行い、
その結果に応じて労働者に有効な呼吸用保護具を使用させる
④③の呼吸用保護具が適切に装着されていることを確認する
⑤保護具着用管理責任者を選任し、作業主任者等の職務に対する指導
(いずれも呼吸用保護具に関する事項に限る。)等を担当させる
⑥①の作業環境管理専門家の意見の概要と、②の措置と評価の結果を労働者に周知する
⑦上記措置を講じたときは、遅滞なくこの措置の内容を所轄労働基準監督署に届出を提出する
長々書きましたが、第三管理区分となる事業場は
今までよりも厳しい管理が必要になる為、事前に対策をしましょう
昭和電機では局所排気装置をはじめとして、作業環境改善の提案が得意です
現在、化学物質を使用しており管理区分が悪く困っているお客様は
お気軽に近くの営業拠点までなんなりとご相談ください