皆さま、おはようございます。
本日は中日本テクニカルセンターから投稿されて頂きます。
さて今回は、労働安全衛生法に係るお話です。
昭和電機は粉じん障害防止規則や有機溶剤中毒予防規則、特定化学物質障害予防規則に
係る局所排気装置を設計・製作・施工することに携わっています。
局所排気装置は、作業者を有害物質のばく露(体内に取り込むこと)から守るために
非常に大切で必要な装置となります。
局所排気装置を設計する場合、最初に有害物質を特定し、その種類によって適用される
規則が決まります。
特定した有害物質がどのように作業場に発散しているかを見極め、その状態に合った
フードを設計する必要がありますので、過去の実績を一部、紹介いたします。
囲い式フード:有害物質が発散する箇所を囲い、作業はフードの内側で行い、
人はフードの外側にいる状態となります。
塗装作業を行う時に活躍する乾式塗装ブースも囲い式フードとなります。
但し、囲いの中に人が入らないよう、ワークを置く位置や立ち位置を
考慮して作業することが必要です。
展示用に作成した簡易ドラフトチャンバですが、これも囲い式フードです。
作業者が手のみを作業テーブル上に入れて作業します。
こと時、皮膚からばく露しないように、保護手袋の着用が必要です。
外付け式フード:作業工程上、どうしても有害物質の発散源を囲うことが
難しい場合に、可能な限り有害物質の発散源にフードの
開口部を近づけて使用します。
展示用に作成したもので、今の置き方は、側方吸引型外付け式フードとなります。
置き方により、上方吸引型、下方吸引型があります。
両頭グラインダーに取り付けた外付け式フードです。このタイプは
レシーバ型に区分される外付け式フードです。
違いは、有害物質が飛散する先で粉じんを受ける構造になっているかどうかです。
固定式両頭グラインダーで研磨する作業は、特定粉じん作業となっており
レシーバ型外付け式フードの設置が機械的要件となります。
局所排気装置は、それぞれの規則が求める機械的要件に適合した装置設計が必要です。
現在ご使用されている局所排気装置でもお困り事があれば経験豊富な昭和電機に
お声掛けくだされば、現場確認を行い豊富な経験を活かしたご提案をさせて頂きます。
最後までご拝読頂き有難うございました。
ご相談はお気軽に
是非お声掛けください。
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