皆さん、こんにちは
本日は名古屋支店より発信させて頂きます
昭和電機は大小様々な大きさのファン(送風機)をご提供させて頂いてます。
用途は、衣食住に関わる生産設備で使われてます。
一例を上げるとこんな感じ。
↓
「衣」
染めた繊維を乾かす機械で熱風を循環させたり、
乾燥機の中の湿気を含んだ空気を排気します。
「食」
揚げ物を作るフライヤーで、熱で気化した油を排気したり、
パン焼き機の中の熱風を循環させます。
「住」
家を建てる時の木材を加工する時に出る木屑を吸込み集塵機に送り込んだり、
樹脂製品の原材料を空気の流れに乗せて成形機に送り込みます。
その他にも様々な用途でファンは使われています。
この様に様々な生産現場で活躍してくれるファンですが、
日頃は、あまり気にかけてもらえてないのも事実です
下の写真は、ある工場で金属を含んだ泥砂を焼成して、
希少金属を回収する焼成炉の排気ファンです。
このファンは、2016年に納入されたものですが、異常振動と異音が発生し、
今回、部品交換をさせて頂きました。
納入して約3年経過したファンの内部が下の写真です。
見た目は軽く10年以上経過して使い込まれた感じです
羽根車にも付着物が確認されました。
吸込み口のベルマウスは、下の写真の通り腐食して無くなっていました
ファンが吸い込むものは、熱気だけでなく、焼かれた泥砂と水蒸気も入るので、
使用条件としては、かなり悪いと言えます。
更に機械を動かしたり動かさなかったりを繰り返すため、腐食が進みやすい使い方でした
ファンを安定的に長く使うには、日常定期や定期点検をすることが必要不可欠です。
よくある話ですが、お客様から異音がするから見に来て欲しいとご依頼を頂き訪問すると
既にいつ壊れてもおかしくない状況に出くわすことが、多々あります。
振動や音が少しずつ大きくなっていることに気付かず放置し続けた結果、
人が気付く程の状態になっていきます。
そこに至るまでには相当の時間が経過していると思います。
安定的に長くファンを使用するには、日常点検をお勧めします。
1回/週程度でもファンの近くに行って、音を聞いたり、触診で振動の大きさを
確かめることで、僅かな差異を見つけることが可能になります。
昭和電機では、部品交換だけでなく、定期点検に関するご相談も承りますので、
お気軽にご連絡くださいませ。
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