昭和49年。この年【超能力ブーム】が起こりました。
超能力ブームの元年は1974年、つまり、かのユリ・ゲラーの来日が起爆剤に
なったといわれています。
ですが、「超能力少年」である『バビル2世』の『少年チャンピオン』連載
スタートが1971年、アニメ化が1973年なので、ユリ・ゲラー以前にかなりの
ブームが日本でも起こっていたようです。「♪サイコキネシ~ス、テレバシ~」
なんて歌を普通に子どもがうたっていたわけですから。
そう、超能力って言葉が普及する以前は、「念力」って言い方が一般的でしたね。
ユリ・ゲラーものの特番では、彼が視聴者に「念を送る」ってのが定番の企画。
壊れた時計だとかをテレビの前の視聴者に用意してもらって、ブラウン管の向こう
からユリ・ゲラーが念じて動かすってやつ。みなさんも一緒に念じていませんでしたか?
オウム事件以降、この種のネタを多くのメディアが自粛しました。
「信じやすい子どもたち」に悪影響を与えると。
ご一読ありがとうございました!