毎度お騒がせしております ちり紙交換でございます 古新聞 古雑誌
ご不要になった・・・
私が初めて古紙回収車のアナウンスを聞いたのは１９７０年代の始めでした。
当時、家のトイレはロール紙でしたが、ちり紙という言葉は死語ではなく、
箱入りのティッシュペーパーやポケットティッシュはまだ珍しい時代でした。
今のティッシュにあたるのは「ちり紙」で、Ｂ５版位の紙を束ねて十字に
結んだものが売られていました。トイレ用はくすんだ色の再生紙で、質の
良いものは化粧紙と呼んでいたと思います。
学校へ持っていくのは、ちり紙を折り畳んだもので、女子の間では香水紙
という香り付の携帯用化粧紙が流行ってました。学校の前の文具屋で
売っていて、実用品というより、香水鉛筆と同じようなオシャレ文具の
感覚がありました。
ティッシュが普及したのは、あっという間の出来事で、７０年代の半ば
にはちり紙は過去のものというイメージでした。それでも、祖母がお小遣い
をくれる時は、化粧紙に包んでいたし、出かけた先の和式のトイレには
ちり紙が置いてありましたね。
こんな「バネ秤」で古新聞や古雑誌の重量を量ってくれたのを覚えてい
ますか？近所にちり紙交換がやってくると、走って呼びとめに行かされ
たものでした。
最近は見かけなくなったなぁ・・・
ご一読ありがとうございました！
←励ましのclickを是非お願い致します！m(．．)m