2019 DDW San Diego | 昭和大学消化器・一般外科のブログ

昭和大学消化器・一般外科のブログ

昭和大学消化器・一般外科の若手医師のつぶやきのブログです。
研修医の先生、学生さんへ。入局をお待ちしています。

祝!!令和元年(遅い)

 

というわけで令和初の更新となります。医者人生7年目に突入した山崎でございます。爆  笑爆  笑

 

しみじみと医者のルーキーのときの7年目は医学という雲の上にいたような気もしましたが

 

なってみると地上のほうが近く墜落しそうです笑ガーンガーン

 

そんな中の中継地点とも言える初めての海外発表飛行機に行ってまいりました

 

アメリカのSan Diegoで行われるDDW (Digestive Disease Week)に参加してきました虹

 

 

 

日本語だと消化器病週間、消化器疾患の4学会が集まって行う学会のことです!!

 

青木准教授、古泉医局長を含め計7人で参加していきました

 

ちなみにサンディエゴには現在当科の田代先生が留学に行っております

 

成田からボーイング787に乗り

787と平井先生、和田先生

 

飛行機で9時間サンディエゴ空港に到着

 

サンディエゴは気温15度肌寒かったです、、、

 

田代先生のお出迎えがあり

 

 

まさかの法被姿(笑

 

DDWに参加いたしました

 

初日は古泉先生ポスター発表

「IN VIVO AND EX VIVO MICROSTRUCTURE OBSERVATION BY LASER CONFOCAL ENDOMICROSCOPY FOR HEPATOBILIARY PANCREATIC SURGERY」

当科で行っている術中cellvizioを使用した結果の発表を行いました

 

自分アメリカの発表初めてだったのですが、日本とは違うプレゼンをするのではなく

 

ポスターを貼って質問を待つタイプなのですね、文化の違いにびっくりポーン!!

 

そんななか学会登録で一悶着、青木准教授が当日登録だったのですが

 

AOKI,AOKIと何度も行った結果

 

 

AOKL ええええええええ!!ポーンポーンポーン

 

まさかの自体になってしまいました、海外発表では事前登録が必須ということがわかりました汗 文化の違いにびっくり!!ポーン

 

 

そのあと田代先生の留学先にお邪魔しました。UCSD(University of California San Diego)に留学している田代先生その中のラボで出向しているAnticancer incにおじゃましました

 

 

ラットを使い、腫瘍の治療に対する研究を行っておりサルモネラ菌が腫瘍細胞に入り込むことを使った治療の研究や腫瘍の治療にメチオニンを使った研究などをおこなっておりました

田代先生の机でくつろぐ和田先生

田代先生とRobert M Hoffman名誉教授 、同じところに留学生を出している京都大学の皆さん

 

とても素敵な研究をされており自分もいつか留学する気持ちがメラメラと湧き上がりましたラブラブ

 

そして舞台は二日目に

ポスター発表の和田先生「INDIVISUAL APPROACH FOR SPLENIC ARTERY IN LAPAROSCOPIC DISTAL PANCREATECTOMY」

 

腹腔鏡下膵尾部切除において血管走行の術前精査によって脾動脈へのアプローチの検討を行いました

 

 

冨岡先生のポスター発表

「EVALUATION OF TRANSUMIBILICAL INCISION AS AN APPROACH FOR ORGAN REMOVAL IN LAPAROSCOPIC GASTRIC AND COLORECTAL SURGERY」

腹腔鏡下胃切除、結腸切除で当科では臍を小切開をおいて検体を取り出します

その際に術後合併症として起こりうるのが腹壁瘢痕ヘルニア、それの後ろ向き検討を発表いたしました。

 

 

三日目

 

自分の発表となりました。自分はポスター発表だったのでDDWの公式にポスター用紙を注文

 

そしたら

 

 

はみ出とる!!滝汗滝汗

 

まさかの公式に依頼したらはみ出るという文化の違いにびっくり!!ポーン

 

ちなみに発表は「 The correlation between the remnant pancreatic volume and postoperative endocrine function after pancreaticoduodenectomy」

 

膵臓の体積とインスリン分泌能の比較を行いました。

 

そんななか日本の学会は縦長のポスターが多いのですが、海外は横長が多いらしく

 

今回は横長のポスターが多かったです

 

そんななか柴田先生のポスター発表

 

 

 

縦長!!滝汗滝汗

 

まさかの縦長(自分も和田先生に指摘されるまで縦長で作ってたのは内緒ニヤリ

 

「THE CLINICOPATHOLOGIC CHARACTERISTICS OF MUCINOUS CYST NEOPLASMS SEPARATED BY AN EPITHELIAL LINING」

 

MCNの病理学的評価の発表をおこなっておりました。

 

 

そして最終日

青木准教授のポスター発表「LAPAROSCOPIC LIVER RESECTION WITH FLUORESCENT IMAGING TECHNOLOGY」

当科で行っている腹腔鏡下肝切除を行うさいにICGを使用し手術を行う手技について発表されております

 

そして大トリ!!セキセイインコ青

平井先生のオーラル発表 「CLINICOPATHOLOGIC STUDY OF SURGICAL MARGIN FOR LIVER RESECTION USING NEAR INFRARED FLUORESCENT IMAGING AND FLUORESCENT MICROSCOPE」

 

ICG蛍光法による手術によってマージンがとれるかという評価を病理的観点からの発表でした

司会からの質問もさくっと英語で答えておりました(さすがです!ウシシ

 

そんなこんなでDDW、初のアメリカ発表が終わりました

とても勉強になり英語能力の向上を目指していかないといけないなと実感いたしました笑

最後にみんなで

 

 

山崎達哉