歌謡曲テラピー ~話しかけたかった~ | 福岡|歌謡曲セラピー講座 歌って踊れるカウンセラー

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読むだけで若返る!?歌謡曲×心理学 歌謡曲は時間を過去にもどすタイムマシン!3分半であの頃の自分に出会えます

みなさん、こんにちは! 

 

‟目指せ!歌って踊れるカウンセラー”

 

のきよらんです

 

少し前からブログをリニューアル

 

書家であるうちの妻と合作で、

 

70年~80年代の名曲をお届けします

“アイドル時代”の80年代

 

1970年生まれのわたし

 

いよいよ”思春期”に突入!

16歳の高校生だったわたし

 

ひとつ上の先輩に一目惚れ

 

恥ずかしがり屋で、純粋だったころ

 

そのひとを遠くから見つめるだけで

 

話しかけることすら出来ませんでした

 

そんな自分へのふがいない気持ち

 

そして、せつなくもやるせない思い

 

っていたとき―

 

テレビから流れてきた曲

 

”話しかけたかった”

男女のちがいこそあれ

 

歌詞で描かれる光景

 

その瞬間の心情にぴったんこ

 

さらに歌ってる南野陽子さんの

 

愛くるしい笑顔を見ていると・・

 

それほど似てないのに、

 

憧れの先輩にえてきて目

 

”あの人が歌っている”

 

そんな錯覚にさえ陥っていました

 

フロイトの精神分析

 

この現象を「置換(おきかえ)」

 

と呼びました

「置換」とは、満たせない欲求を

 

それを別の目標で満たすこと

 

例えば、子供をもたない女性が

 

犬やネコをかわいがったり、

 

夫によって満たされない愛情、

 

それを子供に注いだり‥など

 

「置換」を含めて自分の葛藤

 

それを調整しようとするのが

 

「防衛機制」と呼ばれる行動

  

そんな「防衛機制」

 

それを使うことで、自分の感情

 

一時的には守ることは出来ます

 

しかし、現実を都合の良いように

 

ゆがめるので”現実検討能力”

 

が弱くなり、

 

”行動が不適応(問題行動)になる”

 

問題も生じます

今思えば、16歳のころのわたし

 

好きな人への想い・・・それを、

 

”人気アイドルの曲を聴く”

 

に「置換」ていたんだと思います

 

そうであったとしても、あの季節

 

好きで、好きで仕方がないのに

そばに近づくことさえ出来ない汗

 

そんな切なくもやるせない気持ち

 

それを支えていてくれたのは

 

80年代の名曲の数々だったこと

 

それには違いありません

 

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