北海道新聞・1月19日夕刊(共同通信の配信記事)に掲載された、ダルビッシュを評価する方法。
単純な数字だけではなく、『目に見えない部分』の数字でという。
ダルビッシュは数年前から代理人のテレム氏に詳細な評価リポートの作成を依頼し、
単純な勝ち数より先発投手としての安定性という、米球界が求める投手成績を向上させてきた。
打球方向などの運に左右されず、投手の能力を示すとされる奪三振、与四球、被本塁打を意識したことが成績からうかがえる。
ピッチングの完成度を示す指標とされる奪三振を与四球で割った数値(K/BB ※1)は7・67で、2010年の4・72から大きく上昇。昨季の米大リーグの1位はサイ・ヤング賞2度のハラデー(フィリーズ)の6・29だった。
※1 K/BB(Strikeout to Walk ratio)
投手評価のための指標で、奪三振を与四球で割った数値。「四球一つあたり何個の三振を奪ったか」。
この数値が高い投手は、「コントロールがよく、なおかつ多くの三振が奪える投手」と評価される。
1イニング当たりに許した走者数を表すWHIP(※2)は安定感を示す。ダルビッシュは0・83をたたき出し、昨季24勝を挙げてア・リーグ最優秀選手賞とサイ・ヤング賞の2冠に輝いたバーランダー(タイガース)の0・92をも上回った。
※2 WHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched、「投球回あたり与四球・被安打数合計」)
野球における投手の成績評価項目の1つで、1イニングあたり何人の走者を出したかを表す数値。
被安打数と与四球数を足した数値を投球回数で割ることで求められる(与死球や失策、振り逃げなどによる出塁は数えない)。
ついつい、『勝ち・負け』や『防御率』で評価してしまうけれど、評価すべきは投球内容ということなんかな。