6/18(水)熊本市現代美術館において『やなせたかし展』を観た後、同じフロアの奥のスペースで開かれている展示を観に行った。
GⅢ-Vol.159
米村知倫の仕事
2025.4.12(土)~2025.6.22(日)
熊本市現代美術館では、熊本出身・大分在住のイラストレーター米村知倫の展覧会を開催します。米村は20代の頃より、熊本の店舗などのイラストレーションやデザインの仕事を幅広く手がけてきました。
建築を学んだ基礎を活かした手描きのイラストは、世界や物事、空間を理解する手段にもなっています。本展では当館の3つのスペースを会場に、これまでの仕事のアーカイブ、ドローイングや置物などの立体作品、家族とともに制作したZINEやグッズなど、様々な制作物を展示します。
熊本市現代美術館の館内が、街歩きをするような楽しい空間へと変わります。
(熊本市現代美術館ホームページより引用)
『やなせたかし展』は、いい意味で、展示物の明るさや軽さに対して、会場の雰囲気が物々しいような、重苦しいような、息苦しいような感じがした。これに比し、『米村知倫の仕事』は、広いスペースに人が少ないので、開放的で明るく伸びやかに会場内を歩き回ることができた。
まさしく、『米村知倫の仕事』が並べられていて、商業的な作品であり、プライベートに遊んでいる作品であり、アートな作品であり、それらの要素が一緒になって暮らしの中に溶け込んでいるみたいで、親しみがあり、楽しい作品だなと思う。
(オシマイ)