桜ヶ丘の桜を見た後、氷川を少し遡り、道の駅東陽にやって来た。
氷川の土手に桜が植えられている。
どなたかのブログに記されていたことだが、桜の木の寿命が60年だという。なにもしなければそうなるということで、ちゃんとした手当を施していけば寿命が延びるのだけど・・・。
そして桜の幹の太さや高さを見て、
「これは新しい」
とか、
「古木だ」
とかを判断する。
「まだ若木だ。もう少し年数を経て、見頃を迎えるかな」
あるいは、
「ここまでよく頑張ってきたな」
などと思うこともある。
さまざまのこと思ひ出す桜かな
芭蕉の句。
なにげない、そしてさりげないつぶやきのような句だけど、このあっさりとした表現が、万人が体験してきた桜との様々な関わりを想起させる。
そういえば、オレが15歳のとき・・・
なんてね。
(続く)