2/24(月)油絵教室『夢の会』において、初めて油絵のセットを開いた。
木製パレットに白の絵具をチューブから出して白を置く。
お、おう。
ものすごくうれしい。
あ、いや、その前にペインティングオイルを油壺に入れたのだったか。
事前にいろいろと調べておいた知識によると、ペインティングオイルは、揮発性の油と乾性の油を適当に混合して使いやすくしているもの。
ということは、ペインティングオイルが一つあれば、それで絵が描けるのだ。
な~んだ、テレピンがどうとか、リンシードがどうとか、知らなくてもとりあえずはどうにかなるのだ。
パレットの上に白のほか、青の絵具2種類を置く。
その前に白絵具にペインティングオイルを混ぜて、さらさらにしてキャンバスに塗りやすくしておく。
今は、そのことを思い出しながら書いているけど、そのときはもう何が何だかわからない。ともかくとして無我夢中である。
豚毛の平筆に絵具をつけ、これをキャンバスに空の色を塗る。
それから溜め池の水面、そして陸地と色を塗っていく。しかしながら、なんというか、これは絵ではない。
色も形もなにかを明確に認識させるようなもになってはいない。
正直なところ、このときはどうしようもなく落胆した。
「ああ、これは、何一つ思うようになっていない。どうすればいいのか。」
ま、ともかくキャンバスに絵の具を塗りつけた。
そして時間が来て終了してから、使った筆を筆洗器にいれた油で洗った。
これだけのことで2時間があっという間の出来事であった。(続く)